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ケンカするほどトリニティ

 以前は戦隊しか観ていなかったのですが、作品間のコラボが多かったことからライダーも観始めました。開始が半年ずつズレているので、片方が佳境の時は、もう片方は開始直後の初々しい感じがあって良いバランスです。これもディケイドの手柄か※

 

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ジオウ「第30話 2019:トリニティはじめました!」

 

 僕はブレイドを観ていなかったのであちらサイドのストーリーはちんぷんかんぷんだったのですが、呪われた運命となっていたブレイド世界のライダーの力が、ジオウに奪われたことによって結果的に登場人物の人生が好転するというお話だったようです。

 

 原作の設定を後付でひっくり返す感じなので、ともすると炎上案件なのでは?とも思うのですが、ツイッターを見る限りは「彼らが幸せになって良かった」という意見が大半だったので、往年のファンは皆さん優しいですね。

 

  ソウゴたちはトリニティという新たな力を手に入れたのですが、ジオウ・ゲイツ・ウォズの3人が合体して1人のライダーになる(両肩と胸に3人の「お面」がくっつくことで合体を表現)という、近年のライダーであるあるになっているカッコ悪い強化フォームになりました。これ毎回疑問なのですが、1人に合体するより3人分かれたまま連係プレーをした方が強いのでは?と思うのですが…。

 

 ゲイツがソウゴを認めたことにより、ゲイツが救世主になる「白ウォズの未来」が訪れないことが確定し、ヤケになった白ウォズがアナザーブレイドの力で世界を滅ぼすことを画策した、というのが今回のお話の全容でした。そんな白ウォズもソウゴになんとなくイイコト風の説得を受け、イイヤツ風になって消滅していきました。

 

 しかし、ジオウの作中で、主人公のソウゴが一番コミカル部分を引き受けているなと改めて感じました。お面が胸に移動する時の「俺の顔ー!」や、トリニティのコックピット(?)内で動く針が微妙にズレて手で直してしまったりと。開始直後はフワフワしたキャラだと思っていましたが、重くなりがちなレジェンド達のストーリーとのバランスを取るには、最高最善の魔王なのかもしれません。

 

 そうそう、おじさん無事で良かったです。

 

リュウソウジャー「第4話 竜虎!!最速バトル」

 

 今回は赤のコウと、 合流した緑黒兄弟の弟トワとの、いがみ合いにもなっていない猫のケンカみたいなものを延々と見せられた感じで、率直な感想として、最高でした!

 

 予告で剣を構えてにらみ合っていたので、普通に試合で決着をつけるのだろうというミスリードにまんまとはまり、あのシーンの直後は「舞っていた枯葉で作った切り絵、どっちが上手いか勝負」という非常に平和なオチでした。

 

 子供だましじゃない?という見方もあるのですが、僕は戦隊が持つ、こういう子供番組のフォーマットを守っている感じがとても好きなので大歓迎です。しかもそれをイケメンの男の子たちがワチャワチャやっているのが最高ですね。

 

 勝負の行方は、出現したドルイドン一味をそれだけ多く倒すかという流れになりますが、お互いに邪魔しながら敵を倒していく様が、前作のルパパトを思い出されるようなアクションになっていたのも嬉しい演出でした。

 

 その後も、お互いにほっぺたをつねり合ってたら、ついにバンバ兄さんに刃物を向けられて怒られたり、コウとトワが非常に低いレベルで似たもの同士であることが判明して、今後も別に仲直りしなくていいからそうやって仲良くケンカしてなさいという心情です。

 

 兄弟がマイナソーの宿主を斬り回っていた疑惑ですが、今週も未遂ながらやろうとしてたので、コレ見えないところでやってたな。変に暗い話になってもアレなので、そこら辺はスルーしてお話を続けましょうか…。

 

※ディケイドは、商業的な理由で「戦隊とライダーの開始時期をズラす」という意図から半年で完結しており、以降はライダーが秋口、戦隊が春先に新番組と入れ替わるサイクルになっています