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文豪にして剣豪!

セイバーが始まりました。1話目の常として、登場人物や世界観が掴めないまま過ぎていきましたが、次回以降にいい「引き」を残したのではないでしょうか。

 

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ウルトラマンZ「第11話 守るべきもの」

 

怪獣が野生動物である以上、殺してしまうことは必ずしも正義ではないよというお話でした。その例でレッドキングを出し、あまつさえあいつメスなのかよという衝撃はありましたが…。

 

レッドキングの親子(親と卵)に、ハルキの亡くなった父親のエピソードを重ねたり、普段は後輩キャラ・改造キングジョーでテンション爆上がり男子が、母親の前では大人ぶったりといった、ハルキの別の面が見えた回でもありました。

 

加えて、私服のハルキ!可愛い!普段の空手キャラからすると、私服もポロシャツ1枚着て終わりのイメージがあったのですが、けっこうユルフワ系のオシャレ着だったのが意外でしたね。

 

ヘビクラ隊長は、「見逃したらまた人を襲う可能性が残る」と釘を刺しつつも、Zの寝返りで少なくない被害を被ったストレイジ内部に対しては「怪獣の卵を守る行動だった」とフォローもしていて、本当にジャグラーさんが居てくれて助かります。

 

仮面ライダーセイバー「第1章 はじめに、炎の剣士あり。」

 

冒頭・締めに登場するストーリーテラーの怪しいおじさんや、明らかに悪の組織といった風情のガワ&黒イケメン集団など、詰め込み感はあるものの「主人公が知り合い親子を助ける」という分かりやすいエピソードで縦軸を通した第1話だったように思います。

 

敵怪人は独自の意識を持っていて喋る、巨大化するなど、戦隊の風情も感じられました。近年は人間(ヒューマギア)が怪人化するというのが定番化していて、元の人格の延長で会話するというのはありましたが、そもそもの種族がモンスターというのは珍しいかもしれません。

 

主人公の飛羽真(とうま)は正統派のさわやかイケメンですが、帽子は常時被るスタイルなんですかね…。小説家でありながら本屋も経営しており、オシャレな内装の「かみやま」が今回の拠点になるようです。

 

ヒロインは飛羽真の担当編集者の芽依。ネアカで煩いほどのキャラクターなので、恋愛偏重にしない方針なのかなと思います。現実的に考えれば若くてイケメンの作家にこの担当は付けないだろうと思いますが…。

 

飛羽真たちの戦いを影から監視し、ラストで青いライオンに乗って登場というシュールな絵面で印象を残した2号ライダー・倫太郎。あれが遊園地のパンダカーにしか見えなくて「残念なイケメン」感が出ていました。好きになれそうな予感です。

 

エンディングテーマとキャストのダンスが入るという、これまた戦隊の前例を周到した演出もありました。しかしダンスのレベルが中々高く、戦隊に比べるとちびっ子が踊れる余地が少なそう。このふるいにかける感じがライダーらしくもあります。

 

魔進戦隊キラメイジャー「エピソード22 覚悟はいいかそこの魔女」

 

なるべく歴史に干渉しないでマブシーナを救出すべく、過去にクリスタリアが辛勝した魔女の細胞(口にしていたグラス)を奪い、それを基に毒で無力化されたアクアキラメイストーンをリカバリー、マブシーナの呪いを解くという作戦でした。

 

ここまでの流れでちびっ子には多少難しい要素があり、

 

  • タイムパラドックスの問題
    (過去の魔女を直接倒すと充瑠たちがキラメイジャーになる歴史が消える可能性)
  • DNA解析・血清
    (人や生物の体液から情報を分析したり、解毒用の血清を作ったりする)

 

ここら辺の概念は大人であれば理解できますが、初めて触れるちびっ子向けにもう少し説明があっても良かったように思えます。ロレンチーニ器官なんかは作中でさらっと説明していただけに。

 

意外だったのが、カナエマストーンがまだ2/4なのに、長期目標であるマブシーナの呪いがあっさり解除された点。来週は亡くなったと思われた王妃復活もあり、次なる展開は考えられているのでしょうが、スピード感が凄いですね。