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女性向けコンテンツのアニメがあまり面白くない説

最近ふっと発言して思いがけず共感を得たのが「女性向けコンテンツのアニメって面白くないことが多い」というもの。

 

ゲイとBLは違うとは言うものの、僕自身は妹の影響もあって少女漫画は好きですし、BLは思春期に出会ってエロと物語を半々で楽しむぐらい嗜んでいました。

 

ここで言う「女性向けコンテンツ」とは、近年ではソシャゲー原作だったりすることが多いのですが、初回からイケメンが多数登場してやいのやいの始まるタイプのやつです。

 

自分なりになぜ面白くないのかと自問してみたのですが、

 

  • 原作ファン以外お断りの雰囲気がある
  • シュール系のギャグに走りがち

 

突き詰めるとこの2点に集約されているように思います。

 

近年のアニメ放送というのは、元々ファンだった人以外に広げていく販促の意味合いが強く、いつも書いている特撮(やプリキュアなど)なんかはその最たるものです。

 

どうも面白くない原作つきアニメは、初回から「原作の予備知識」がないと楽しめないような「内輪ノリ」というか「説明不足」を感じて、1話で視聴をやめてしまうことが多く、それは特に女性向けコンテンツで顕著です。

 

ただ、他のソシャゲ原作アニメや、近年増えてはファンをガッカリさせている「2クールで全部の話を詰め込む過去の名作リメイク」などもその傾向があります。名作リメイクは原作を知ってると端折り過ぎに不満があるし、知らないと意味不明という誰も得しないやつになっていますね。

 

同じゲーム原作でも、土日の朝方にやってるようなカードゲームやボードゲームの子供向けアニメは、偶然チャンネルが合ったものを1話だけ観ても楽しめたりするので、根本的な制作側のスキルだったりノウハウに違うがあるのかもしれません。

 

2つ目ですが、深夜帯の女性向けってシュールギャグが多いように感じています。イケメンが決め顔でふざけた事をやってるみたいなの。かっこいいと面白いの中間を取るとそうなるのか。SNSの感想を見ると、ファンはそれで大喜びしているので、そういうのが求められているのか。

 

あのノリにどうも着いて行けないというのがあります。

 

昼帯にやっている少女漫画・レディースコミック原作のドラマやアニメは楽しめることが多いので、これは深夜帯・女性向け特有の現象のように感じられてなりません。

 

自分の範疇で持っているサンプルとしては、

 

 

辺りが思いつくのですが、前者2つはニコニコ動画辺りで半分冷やかしのような「ツッコミ」系のファンが付き、結果的に人気が出るというプロセスを辿ったものと認識しています。

 

おそ松さんは言わずもがな赤塚不二夫の名作であり、アニメ化に際して6つ子に個性と人気男性声優を付けたところに女性ファンが多く付いたというものです。

 

深夜の女性向けというのが、どうもこの辺りの成功体験から抜け出せずにいて、正統派を作ることを放棄しているのでは?と見ています。

 

たまにはベタベタに正統派のイケメンアニメから原作沼にハマるという経験もしてみたいのですが、どうでしょう。