以前から家計簿ソフトのマネーフォワードを使用していた流れで、開業後の確定申告用の会計ソフトも同じシリーズのMFクラウドにしました。複数あるラインナップの中でも僕は「MFクラウド確定申告」しか使わなかったので、3月にそれの年額を払いました。
しかし、先日マネーフォワードから連絡があり、今後は関連する全ソフトのコミコミプランのみになり、どうやら年額払っている人は切替日以降に差額も払うことになるようでした。
こういうサブスクリプションという尤もらしい横文字の「お得な値段で全部使えるよ商法」はAdobe辺りが以前からやっていて、マイクロソフトのOffice365なんかも追従しているので、マネーフォワードが真似をするのも致し方なしかとも思いますが、「単品で買えればもっと安いのに」という昔からの客にとっては不満の種ですね。
ITや通信関連は、こういった「お得意様を大事にする文化」を真っ向否定して簡単に収益が得られる選択肢にホイホイ行く傾向があるように思います。良く言えば、商習慣に対してもそういう前衛的な態度だからこそ急成長しているという側面もあるのかもしれませんが。
話を戻しまして、とりあえずコミコミプランの差額を回避できる手段が用意されていて、それは5〜6月頃の期限までに「解約して、クレジットカードの自動課金設定を消すこと」だそうです。解約しても支払済みの残日数は使えるので、僕の場合は来年の3月までは「確定申告」単品で使用できます。さっそく解約しました。
期限切れ以降は他の会計ソフトに移る選択肢もありますが、マネーフォワードに慣れていることと、freeeや弥生はあんまり良くないという評判もあり、結局は来年にはコミコミプランに加入するしかないのかなという予感がします。
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