タイガも映画をやるんですね。テレビシリーズがいまいち盛り上がりに欠けるので、ゼロワンほど観に行きたい欲がないのですが…。
ウルトラマンタイガ「第24話 私はピリカ」
ピリカちゃんの正体がアンドロイドであることが判明。トレギアが呼び寄せた宇宙爆蝕怪獣ウーラーとリンクし、自らが停止することで道連れにできるという能力があります。しかし、それは彼女自身の死を意味するのでした。
ゼロワンもそうですが、アンドロイドが指でキーボードを打ってパソコンを操作するのちょっとシュールですよね。ケーブル直付けでコマンド入力した方が速いでしょうに。ピリカちゃんの場合は人間として生活しているという事情もありますが。
彼女のイメージ世界の背景が、地球の英語で「PILIKA003」の文字が浮遊してるのも気になりました。
重箱の隅つつきはここまでにして、珍しかったのはピリカちゃんが最初ちょっと「使命」を全うするのを嫌がっていたこと。こういう場合は本人がヤル気まんまんで周囲が止めるというのがパターンだと思うのですが…最終的にはその流れになり、カナさん・ホマレ先輩・ヒロユキが呼びかける前でウーラーとリンクしました。
イージス、先週までのだらけ具合がウソのように一致団結してました。ヒロユキとタイガはバディの設定を活かしきれるのか。来週がクライマックスのようです。
仮面ライダーゼロワン「第15話 ソレゾレの終わり」
なんと滅が倒されるという驚きの展開が!暗殺ちゃん、雷、そして滅が倒されることで迅の人間への恨みが募りシンギュラリティに至るという流れがアークの計画らしいのですが、肝心の迅がまだまだ精神的に危うい感じなのが気になります。
石を積んで暗殺ちゃんと雷のお墓を作る迅ですが、滅が「人間の真似事をするな」と止めます。非道なキャラクターはここでお墓を足蹴にしたり刀でなぎ払う動きになると思うのですが、滅は手でそっと石を動かすだけなんですよね。ここら辺のしぐさに滅の迅に対する愛情のようなものが垣間見えて、その後の殉職シーンがより切なくなります。
一方、戦場に現れたイズは迅の怒りを買って破壊されてしまいます。彼女が居ない間は、衛星ゼアと通信できる宇宙弟の昴がシステム面を引き受けるようです。先週アニキを失って心配されていた昴でしたが「あれはスパイだったのでもう兄ではない」と塩対応。或人は不満そうでしたが、これくらいドライな方が滅亡迅雷に利用されないしいいじゃない。
昴はいちいち或人に反論していて、童顔なのもあって、反抗期の弟みたいな雰囲気なのが可愛いですね。
総力戦で大群を率いてきた迅と、満身創痍の不破を含めたエイムズ。いよいよ副社長に座を追われそうになりつつもイズや戦いのことでいっぱいいっぱいの或人。展開の唐突さは気になりますが、年内に一部完結となるようで、大いに盛り上がるゼロワンです。
騎士竜戦隊リュウソウジャー「第38話 天空の神殿」
最強の剣が眠る神殿に向かうコウとカナロ。案内役は春映画のゲストキャラだったユノでした。確かに彼女は6500万年前のリュウソウ族なので、こういう役割になるわけですね。
最終的にリュウソウカリバーを巡って戦うことになるコウとカナロですが、例によって「使命も仲間も両方取る!」という暴論がなぜか大正解というズルいパターン。いやむしろ、これからを生きる子供には「どちらか選べ」という用意された問いを突破する、こういう発想の転換を教えることが大事なのかもしれませんね。
それで、伝説の剣をコウとカナロが交代で使うというちょっと残念な実践投入となりました。最後にコウがマックスリュウソウレッドの爪、カナロがリュウソウカリバーという配分に落ち着きましたが、こちらの方がしっくり来るような気がします。
おにぎりと豆乳が合うーという謎の小ネタは何だったんでしょうか…。