タイガが最終回。戦隊・ライダーも年内最後ということでストーリーの転換点がありました。
ウルトラマンタイガ「第25話 バディ ステディ ゴー!」
最終回!ウーラーとリンクしたピリカちゃんにより、ウーラーは永遠に満たされない空腹に苦しむ悪意のない怪獣であることが告げられ、体内のブラックホールを一時的に中和した瞬間にタイガの光線で満腹にさせるという作戦「バディ ステディ ゴー」を決行することに。
タイガに頼むのはどうするんだ?という疑問については、ヒロユキ=タイガはホマレ先輩はもちろんカナさんにもとっくにバレていた事が判明。
ブラックホールの中和にはヴィランギルドのマグマ星人の所有するホワイトホール爆弾を使用し、マーキンド星人がピリカちゃんに代わってオペレーター役を引き受けることに。ちょっと強引ではありますが、最後に皆で一致団結する感じは王道で良かったです。ホマレ先輩も活躍してたし。
時間制限のある作戦の中、例によってトレギアが邪魔してきます。そこも絆を育んだヒロユキとトライスクワットの前には敵ではなく、ウーラーを満腹にした後でトレギアも撃退しました。
ラストにはマグマ星人(警備員)とマーキンド星人(経理)がイージスに入社、宇宙人との共存のモデルケースとして行政公認に。ピリカちゃんも無事に戻ってめでたしめでたしでした。
最終回としては良い締めでしたが、トレギアがあっさり負けてしまったこと、父タロウが1話以降ほぼ登場していないこと、霧崎は乗り移られた地球人なのかトレギアが化けていただけなのかなど、スッキリしない部分は残ります。
3ウルトラマンがあまりストーリーに絡んでこなかったことや、かと言ってヒロユキやイージスメンバーも影が薄い(ゲストの扱いが濃過ぎる)話が多かったことで、全体的にぼやっとしていたテレビシリーズという印象です。
映画に続く!なのでしょうが、今のテンションで3月に観に行くかは…ちょっと悩み中です。
仮面ライダーゼロワン「第16話 コレがZAIAの夜明け」
迅も撃破し、滅亡迅雷.netは完全壊滅、ようやく平和が訪れたと思いきや、滅亡迅雷のブレーン「アーク」はZAIAの社長・天津が作り出したものであり、全ての黒幕が彼であったことが刃(と視聴者)に明かされました。更に天津は飛電インテリジェンスの買収も公言し…。
今後はZAIAと天津が敵役になっていきそうですが、それよりもまずは今回散ってしまった迅です。彼は(大方の予想通り)信念として人類滅亡を目指していたわけではなく、アークや滅に教えられたまま破壊活動をしていただけでした。そんな迅が残されて最後まで戦う羽目になってしまったのは、なんだか可哀想です。
散り際もかなり気合が入っていて、顔の一部から機械の素体がむき出しになった状態で、最後には完全に光が失われた真っ黒の瞳になって爆発四散するという物凄い演出。敵ながら憎めないキャラで、スタッフにも愛されてたんだろうなあという迅の最後でした。
いやいや、滅共々復活して、敵にせよ味方にせよまた活躍してくれると信じてます。
イズも無事に修理完了しましたが、宇宙弟は登場せずに終わってしまいました。飛電の取締役会、記者会見に天津登場と詰まった回だったので仕方ないですが…。ライダーはクリスマスをやらない事が多いですが、今回は街中でケーキを売るなどヒューマギアの仕事ぶりを見せる形で織り交ぜていました。
騎士竜戦隊リュウソウジャー「第39話 奪われた聖夜」
クリスマス回。去年のシャケの衝撃も記憶に新しいですが、戦隊は毎回ちゃんとクリスマスをやりますからね。でもういが未登場なのが少し気になりました。演者の都合で登場しないままストーリーが進むことも特撮ではままあることですが。
バンバの恋愛エピソード、それに絡むメルト、ケーキを消されて殺気立つアスナ(ついでにサンタドレス姿でヒロイン要素も回収)と、このところ目立たなかったメンバーに焦点が当たった回でもありました。
意外にもガチレウスは今回で巨大化・撃破。クリスマス回で幹部を倒してしまうパターンは珍しいような気がします。巨大戦のCGとカメラワークが異様な気合いの入りようで、彼の散り際に華を添えていました。