キラメイジャーの映画を観てから、かなり気持ちが新作に向かっていますが、リュウソウジャーも最後まで見届けていきます。
仮面ライダーゼロワン「第23話 キミの知能に恋してる! 」
今回は五番勝負はお休みというか、メタスクラスタホッパー以外のキーが使用不能になり、あの暴走状態の他に戦う手段がなくなった或人はそれどころじゃない!
そんな中、前回の結婚詐欺裁判の原告だった千春が、婚活をしたいと飛電を訪ねてきます。和解した彼とは「結婚という感じでもなくて」と別れてしまったという。後々の行動でもあって、どうも彼女が一番問題のある人物のように思えます。
ヒューマギアたちが勤務している結婚相談所にやってきた一行。そこには独身の福添副社長とバツイチの山下取締役の姿も。大嶋さん、めっちゃ久しぶりじゃん!婚活コンサルタントの縁結びマッチやマッチ田成子など、相変わらずふざけた名前のヒューマギア。
マッチが設定した千春のお見合い相手は、マッチングサービスに登録していたという天津社長という、世間は狭いというか少ない登場人物で話を回しているというか。マッチングサービスから検索してお見合いさせるというのは、人間がパソコンを使ってもあまり変わらない仕事ぶりなので、ヒューマギアにやらせる意味も疑問が残ります。
お見合い会場にレイダーが出現。その正体は千春の幼馴染の二階堂。この二階堂役の俳優さんは、映画で不破らとレジスタンス活動をしていた仲間役でもあるのですが、作中の二階堂と同一人物かは明言されていないようです。
千春役とマッチ役はそれぞれ特命戦隊ゴーバスターズのイエローとブルーだったので、当時観ていた僕にとってもうれしい組み合わせ。千春は「ズバズバ物を言う」という好みにピッタリのマッチが好きになってしまい、当のマッチは千春と二階堂をくっつけようとわざと冷たく接する、というドタバタラブコメの様相です。
放送後のツイッター等での考察で「メタルクラスタホッパーのバッタから、マッチが二階堂を庇っている」「やられる寸前にマッチ!と叫んでハート型の花火を打ち上げている」などの状況から、「千春に嫌われ、マギア化して悪役を演じ、破壊されるまでがマッチの計算だったのではないか」と言われていますが、何ともリスキーな。
そこまで真剣に見ていないと(嫌われるためにわざとまでは想像できるが)千春を罵倒し、ビンタをされたとたんにマギア化し、大暴れしただけの変な奴で今週分が終わってしまっているようにも見えます。
余談ですが、結婚式場のシーンでは、大和田伸也編で登場した松田エンジが神父(の役)をしていましたね。来週の歴代ヒューマギアが集合する展開や、幼児雑誌の特典でヒューマギア達ががダンスをする映像があることから、この話の撮影時期に色々な撮影をしていたのかなと思われます。
騎士竜戦隊リュウソウジャー「第46話 気高き騎士竜たち」
エラスとは、リュウソウ族にとっても母なる存在という事実が明かされました。
- 最初にエラスがリュウソウ族(の男女のつがい)を生み出す
- リュウソウ族が戦争に明け暮れた為、ドルイドンを生み出して攻撃
- 宇宙に去ったドルイドンが地球侵略を画策し始める
- エラスにとってリュウソウ族もドルイドンも攻撃対象
という流れのようです。リュウソウ族は恐竜時代からの歴史を持っているので、思った以上に壮大な話になっています。エラスという存在も地球に寄生している悪ではなく、むしろ地球そのものの免疫機能のようなイメージなのかもしれません。
大きい話の流れは置いておいて、今回のハイライトはバンバとマスターブラックの和解、生きていたワイズルー、最後にリュウソウブラウンに変身して戦い成仏していったセトーなど、終盤にあってリュウソウ族側の登場人物にも物語がありました。
特にセトーは、お父さんのキャラクターがかなり色濃く出ていて、腰を痛めたり走りがおぼつかなかったりと白兵戦はからっきしでした。が、リュウソウルを駆使して現役戦士の戦力強化を次々に行うという「バフ役」で大活躍するという珍しいアクションでした。前衛の攻撃役に偏りがちな特撮にあって、たまにはこういう戦法を取るキャラもかっこいいのでは!?
何より、やっぱり生きていたワイズルー!プリシャスはエラスに取り込まれてしまい、このままやられ役になってしまいそうですが、ワイズルー・クレオンのコンビは最後まで物語をかき回してくれそうでテンション上がっています!