ドラクエウォークも細々と続けていますが、前回の記事以降に「上級職の実装」という大きなムーブがありました。
戦士・僧侶・魔法使い・武闘家・盗賊の「基本職」に対して、バトルマスター・賢者・レンジャーという「上級職」が登場。近年のドラクエナンバリング作品では、初めから就ける職業と追加職業は性能が一長一短というスタンスが取られがちでしたが、本作では明確に上級に位置します。
- 得意武器の種類が3つから4つに
- 装備できるモンスターの「こころ」が3つから4つに
- 怒り・山彦・影縛りなど、ランダムで発生する特殊能力の取得
特にパラメーターを強化できる「こころ」が1つ多く装備できる点が重要で、単純計算で基本職より1.3倍強くなることができます。
そんなわけで、セージもさっそくババレ賢というパーティに転職しました。
バトルマスターには少々の欠点があり「自力で全体攻撃を取得せず、対象ランダムのさみだれ斬りを取得する」というものがあります。これで困ってしまうのはオートバトル中です。
- レンジャーが全体大ダメージ(龍牙疾風拳)で敵を弱らせる
- HPが残り少ない敵が2~3匹残る
- バトルマスター1がさみだれ斬りで討ち漏らす
- バトルマスター2がさみだれ斬りで討ち漏らす
- 最後の賢者がミスした場合は敵のターンが回ってきてしまう
という流れになりがちで、本来はレン→バト1で敵を全滅させられるポテンシャルがあるのに関わらず、余計に時間が掛かってしまいます。
現実にプレイヤーが歩いている間はオート状態にして歩きスマホはしないのが定石なので、オートの効率が落ちてしまうのは好ましくありません。ましてや敵を倒しきれずに攻撃を食らってしまうと、目を離している間にキャラクターが死んでしまうリスクもあります。特に今回のイベントでは「つかいま」がメガンテを唱えるので気が気じゃない。
現状、さみだれ斬りの優先度はかなり高いものになっており、「龍牙疾風拳」の後で弱った敵に「ギガスラッシュ」や「おのむそう」などの全体大ダメージ技を使わせようとすると「ダメージ過剰で効率が悪い」という判定になり、さみだれ斬りが発動してしまいます。
色々と武器を持ち換えて検証した結果、バトルマスター2人には「ぶんまわし」「まわしげり」「しんくうげり」など、全体小ダメージの技が使える低レアリティの武器を持たせることにより、おおよそレン→バト1の2人分の攻撃で敵陣を全滅させられる体制にできました。
過ぎたるは及ばざるが如し、ということでしょうか。
あくま大王イベントの期間限定ふくびき「常闇の槍」「冥獣のツメ」には、全体小・全体中・単体大の技がバランス良く配置されているので、これらを持っていれば問題ないのでしょうが、一向にくじ運が巡って来ない状況です。