3月が暇になってきたのでタイガの映画にでも行こうかなと思いましたが、当たり前のように延期だったんですね。CMにテロップがなかったのでイケると思ったのですが…。タイガに限らずですが、ああいうの通常版のCMに手を加えるくらいでいいので延期の連絡を中心にできないものなのでしょうか。
仮面ライダーゼロワン「#28 オレのラップが世界を変える! 」
以前から疑問だった飛電側の代表の選出ですが、アレはイズの一存なんでしょうか。副社長の意向がないのはもちろん或人も言われるままで、以前から人選に疑問が多かったですが、今回のラッパーはいよいよナシですね。衛星ゼアが決めてるのだとしたらゼアの判断もヤバいです。
選挙じゃなくて住民投票なので、必ずしも議員である必要はないのですが、推進派議員の秘書やウグイス譲のヒューマギアみたいなのにして、使用者との絆を押し出すといったやり方もあったんじゃないかと思うのですが。
しかもこのラッパーのチェケラ、初めの段階から人間に反抗的(ラッパーのキャラ付けとしては間違ってないものの、何も言うことを聞かないのはかなり問題)で、これは天津でなくても失敗作な印象が強く、しかもそれを代表選出するセンスが…。
来週の解決編でラッパーであることに意味が生まれてくれることを願うばかり。
物語の縦軸としての注目は、不破と刃。刃はレイドライザーを使用し、レイダーに変身。掛け声は「実装」とのこと。これは暴走ヒューマギアへの対抗措置としてレイドライザーを売り出したい天津の戦略という流れで、道義的にどうかと思うものの、今回はZAIA側の方が筋が通っているように感じます。
また、不破と刃にはZAIAによりAIチップを埋め込む脳手術が施されており、その事実を不破が知るところとなりました。天津の悪っぷりが物凄いですが、改装手術を受けたヒーローというのは初代仮面ライダーのコンセプトでもありますので、それを知る大人としてはニヤリとさせられる設定です。
魔進戦隊キラメイジャー「#3 マンリキ野郎!御意見無用」
ブルー=時雨のギャグ回(?)クールキャラのブルーは中盤以降に酷いギャグをやらされ、本人も恥ずかしい所を周囲にイジられる…というのが例年のパターンですが、それを早々に3話でやってしまいました。頭に万力をハメられるという謎の設定です。
かと言って時期尚早かというとそうでもなく、時雨という人物が「かっこつけること」に重点を置いており、それが俳優という職に対するプロ意識から来ていること、その方針を充瑠や仲間たちが尊重していくという話運び。
更にはあくまで「かっこつけ」なので、誰も見ていない所では弱音も吐くなど、彼の人物像が良く分かる話で、これは序盤にやるべきストーリーだね、と素直に思いました。
前回までは充瑠や為朝にばかり注目していましたが、時雨も背の高さと丸顔の可愛らしさのギャップがいいイケメンくん。他の男子2人が若過ぎるだけで、彼も設定上は24歳なので、充分かわいこちゃんです。
あとは、小夜さんがしっかり医者の仕事をしているのもグッドでした。青桃が仕事で外していて、赤黄緑の交戦中に駆け付けるというパターンは今後も多いのかな?リアルではありますが何度も続くと要らぬ要素になってきて省略されそうです。
時雨を制止するものの強く出られると引っ込んでしまう充瑠や、今回も「アレやっとけよ」と世話を焼く為朝のやりとりはほっこり。独り言ではあるものの「あいつやるじゃん」と為朝が充瑠を褒めたのもグッド。しかしデレるのが早過ぎるという気持ちも…。