今週のZにキングジョーが登場しましたが、何かと話題の香川照之さんがキングジョーについて熱く語っていたのが思い起こされてニヤついてしまいます。
ウルトラマンZ「第9話 未確認物質護送指令」
みんな大好きキングジョーが登場。今回は宇宙人の尖兵でしたが、ルーブでは地球企業の秘密兵器だったと思うので、ウィンダム共々ロボット系の怪獣は作品によって立ち位置がコロコロ変わりますね。
ウルトラメダルの争奪戦というZでは正統派の話運びだったと思いますが、キングジョーの裏をかいたストレイジの裏をかいたカブラギ、という構図の割に、カブラギは手に入れたメダルをあっさりZに取られてしまうなど、何がしたいかいまいち分からない感じでした。
カブラギは怪獣メダルではないウルトラメダル(ベリアル以外)を扱えるのかも不明だし、Zの力を削ぐ目的でひとまずウルトラメダルを確保したかったのか。
以前からではありますが、ガンマフューチャーに変身する時の「変幻自在、神秘の光」の時のハルキが、ちょっとオトナっぽくてセクシーですね。
仮面ライダーゼロワン「#43 ソレが心」
アークと化した或人には明確な自我があり、操られているのではなく自らの意思でアークになっていることが判明。これまでの恨みと言わんばかりにサウザーのドライバーを破壊するなど大暴れでした。
なんかアークが不破に乗り移りそうになっていた気がしますが、そんな事はなかった。
或人がイズを失ったのと同様、今回で滅を庇った迅が帰らぬ人となり、お互いに復讐心と悪意に苛まれた或人vs滅、ひいては人類vsヒューマギアという構図が出来上がり、これが「アークの出した結論」とのこと。
人類にもヒューマギアにも全ての中に「悪意」として存在するというウィルス的な要素もありつつ、両者が全滅することが予測の証明となるという矛盾もあり、アークが生存本能のないAIという存在だからこそ表現できる破滅的なラスボスですね。
…と言いつつ、制作サイドもそこまで考えて作ってるのか怪しいところですが。
或人と滅の壮大なすれ違いで戦争になるところはライダーらしいかなと思います。そのすれ違いが惚れた腫れたに向かえば恋愛ドラマだし、すれ違いでどんどん滑稽な笑いが生まれていくのがアンジャッシュなわけです。
魔進戦隊キラメイジャー「エピソード19 相棒」
「住み替え邪面」の能力でキラメイジャーと魔進の「心と体」が入れ替わるという、中盤のギャグ回としてはテッパンのネタでした。
ストーリー全体のテーマとしては「褒めること」を挙げており、充瑠のお絵かき教室の子供や、戦闘でミスを連発する魔進たちを、ダメ出しするのではなく褒めて励ますことで本来の実力が発揮できるのではないか…というイマドキの話運びでした。
シリーズ序盤では、充瑠が非常識な行動を取る事が結果的に良い状況を生む…という、リュウソウジャーとも共通する「逆転の発想」が多かったのですが、今回はその役割は充瑠ではなくファイアが引き受けていたようです。
そんなことより、来週は柿原さんが再登場ですよ!1話に出てきたクラスメイトも出るようで、2週連続で制服(夏服)を着ている充瑠の、久々の高校生活が登場するようです。ラブコメの波動も感じるので期待大です。