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新井式回転抽選機

 今週も楽しんだのですが、来週の剣斬やスクラッチが楽しみ過ぎて…。

 

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ウルトラマンZ「第15話 戦士の使命」

 

リクくん先輩の再登場に加え、あっさりハルキとカブラギを合わせてしまうジャグラーさん。ハルキの運転する車の後部座席に座るジャグラーさんがシュールな絵面でした。序盤に1話を掛けて作られたベリアルのメダルが、後半のZパワーアップの布石だったというのはなかなか良くできているのでは。

 

ブルトン・グリードと生物感のない怪獣が続いていることもあり、レッドキングの件はだいぶ薄まっている感じですね。前回の昼間の遠景が印象的だったバトルシーンが、今回は夜の街中に趣向が変わっており、グリードの不気味さもあってホラー感がありました。

 

新武器・ベリアル針は純粋な力ではなくて、意思があって喋るという良く分からないキャラ立ちをしています。どうなんだろう…後半戦でおもちゃとして出すなら、もっとかっこいい武器の方が売れるように思いますが。ウルトラマンシリーズ全体のベリアル引っ張りもいささかしつこいですし。

 

仮面ライダーセイバー「第5章 我が友、雷の剣士につき。」

 

飛羽真と賢人の絆が深まる話でしたが、悪い意味で時間が過ぎるのが早かったというか、薄い話だったなという印象があります。あちこち話が散らかっているようにも思え、序盤からキャラを増やし過ぎることの弊害が出ているように思えます。

 

おっさんが急速にいい人になっていたり、倫太郎が福引(新井式回転抽選機)でテンション爆上げだったりと、所々の小ネタは良かったのですが。

 

賢人=エスパーダの初変身でもあったのですが、そもそも賢人がずいぶん前から登場してたのと、エスパーダの前情報も出回っていたこと、飛羽真を突き飛ばすなど本編中の態度が宜しくなかったことなどが重なり、雷属性の正統派でかっこいいフォルムのエスパーダが霞んでしまっていました。

 

倫太郎と芽依のシーンがどうやら端折られていたらしく、新井式回転抽選機の次は、急に倫太郎のコートを羽織らせてもらっている芽依・ホースの水を流して何やら洗っている倫太郎…という場面転換にも謎が残ります。

 

魔進戦隊キラメイジャー「エピソード26 アローな武器にしてくれ」

 

前作まで「限界を超える!」と言っていたのが、今回は「限界(無理をして故障しない為の指標)は超えない為にある」という発想の転換を行っており、兼ねてより根性論を徹底否定してきたキラメイジャーのメンタルここに極まるというストーリーでした。

 

前者の「限界を超える」についても、別に壊れるまで戦えという意味ではなく、「限界(自分で勝手に作ってしまった制限)を超えて一段上がる」というニュアンスなので、旧作もキラメイジャーもどちらも間違ったことは言ってないんですね。分かってか分かってないのかSNS等ではここの揚げ足取りをしがちなので、あえて書かせていただきます。

 

今回はメタ的なヨドンナの活躍が目覚ましく、「先述の限界に対する解釈の整理」「クランチュラの方針であり、キラメイジャーの作風を形作ってきたコミカルな作戦のひっくり返し(新たな展開の予感)」をべチャットや爆弾邪面を壊れるまで酷使するというヨドンナのガチさで表現(これによってヨドンナ自身の恐ろしさも際立つ)という、かなり高度かつ見る側にも伝わりやすい脚本作りが行われているんですね。

 

そこに為朝のギャグっぽい恋と、そこから裏返るヨドンナへの敵対心、しかし最後のオチで失恋を充瑠にいじられるなど、物語中に一度沈んだ感情をしっかり立て直して楽しく来週まで過ごせるような子供番組らしいポジティブな終わらせ方もほっとします。

 

今回の音楽祭は為朝ですが、やはり本業の活躍もあって歌ウマですね。でも曲調がちょっとオトナっぽ過ぎるような。やっぱり為くんはママ視聴者向けなんですかね。