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緋道蓮はサイコパスなのか

今週登場の仮面ライダー剣斬・緋道蓮がちょっとした物議を醸しだしています。僕はSNS上での解釈とは違うと思っているので、以下で書いていきたいと思います。

 

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ウルトラマンZ「第16話 獅子の声」

 

今回のホロボロスは久々の野生の怪獣であり、昔の人から(神道の)神として扱われていたという、近年のウルトラマンではスタンダードになっている古代怪獣という扱いでした。

 

その封じられたホロボロスが幼い日のオオタ隊員と出会っていたというエピソードから始まるオオタ隊員回でしたが、「怪獣が復活する」という予言の日の「当日」に調査を開始したり、調査内容もいまいち遊んでいるようだったりと本気度に欠ける言動が少々気になったところ。

 

謎の漢数字の羅列がホロボロスを封じる歌の楽譜(雅楽で使われているもの)という謎解きは面白かったのですが、肝心の漢数字の羅列が謎解き後に画面に映るという演出だったので、これは事前に見えていれば回答が出る前に分かる人は分かりそうだなとは思いました。

 

今回はオオタ隊員に振り回される年下男子・ハルキと、ベリアルメダルを「借りパク」したZに「おこ」なカブラギくん(言動は気持ち悪いが顔は綺麗)と男性陣の活躍はいまいち。Zがウロボロスに対して「お休みになられた」と久々のカレン語が飛び出したのはグー。

 

そして感動的なラストを台無しにするバロッサ星人の乱入で次回へ。以前の個体の弟だと思うのですが、作品内の扱いはウルトラシリーズで伝統的な言い回しである「二代目」のようです。

 

仮面ライダーセイバー「 第6章 疾風の如く、見参。」

 

仮面ライダー剣斬・緋道蓮が登場!登場そこそこに「ないわー」と若者ぶりを発揮しつつ、賢人くん大好き・飛羽真にライバル心(恐らく一度認めたら懐くパターン)と生意気・弟系のキャラをいかんなく発揮しました。ソフィアにはタメ口なのに大秦寺には敬語だったりと、いまいち基準が分からない子です。

 

同時進行で、飛羽真がノーザンベースの本で知識を深める作業を大秦寺がサポートして打ち解けたり、別行動をしていた倫太郎(と芽依)の元に現れたズオスが倫太郎の師匠を殺した仇であることが判明・倫太郎がちょっと闇になるという気になる展開も。

 

後で公式サイトで気付いたのですが、ズオスが倫太郎の居場所を突き止めたのって、芽依のSNSを使ってのことだったんですね…確かに何者かが芽依の「インツタ」を眺めるカットはありましたが、ちょっと分かりづらいような…。

 

蓮の評価として、実際問題として演じる富樫くんのお芝居が明らかに上手くないというのがあります。ここら辺は若いキャストを多く抱える特撮では珍しいことではなく、ネタにしつつも「放送中に経験を重ねて上手くなってね」という温かい見守りが通例になっていると思います。

 

ただ、富樫くんについては他のキャストに比べて棒読み気味なのと、作り笑顔が固いこと、蓮のキャラクターの子供っぽさとのギャップなどから「怖い」「サイコパス」などと言われてしまっていて、本人や監督が表現したい蓮の像とは違う受け止められ方をしてしまっているのが残念ですね。

 

富樫くん本人のSNSにも「笑顔が狂気っぽい」と(恐らく悪意なく)書かれている返信を見かけましたが、今週の話運びから察するに、蓮は素直に無邪気な男の子であり、狂気や裏表はなく、他の大人の剣士と比べても「闇」の部分は担当しないキャラクターであると思われます。

 

できれば、そこも含めて「温かい見守り」をしてもらいたいと主張したいです。

 

魔進戦隊キラメイジャー「エピソード27 大ピンチランナー

 

単なるファンサービスだと思われていた瀬奈のスポンサー・スクラッチが、ゲキレンジャーの設定のままで登場し、真咲母子が出演するという嬉しいファンサービス。ゲキレンジャー・マスターシャーフ・理央メレの回想映像もガッツリ挿し込まれました。

 

ゲキレンジャーの経緯は博多南も知るところであり、真咲母子もキラメイジャーの正体を心得ているなど、現役戦士が及び知らないところで交流があったことを匂わせていました。

 

ゲキレンジャー絡みではオノマトペで喋る「ジャン語」を冒頭から多用しつつ、ガルザ・ヨドンナに捕らわれた真咲母子が瀬奈との通信時に暗号として利用するという、思わず膝を打つ使われ方をしていたのも素晴らしかったですね。

 

瀬奈の記録会を見学に来ていたのがいつものランド組ではなく、充瑠と宝路だったのは為くんのスケジュールの都合だったのでしょうか?あの組み合わせに特に意味があったとも思えないので…。今週は瀬奈お嬢様の露出がマックスで、男性陣の活躍は抑えめでしたね。

 

やっぱりマッハは気持ち悪い…。