テラサで配信開始した「7人のジオウ」を見始めました。同時に剣士列伝も全話視聴しましたが、あの内容はセイバー本編に入れ込むべきだったのではと。
仮面ライダーセイバー「第22章 それでも人を、救いたい。」
本屋かみやまは飛羽真・芽依・ユーリ・大秦寺が揃ってコメディ調が板に付いて来ている反面、サウザンベースは相変わらずのギスギス具合。伶花が怪しいのはみんな薄々感づいているようですが、やはりマスターロゴスの権威が強過ぎるようです。
尾上は組織人の立場を崩すつもりはないようで、この論理は大人になると理解しやすいのではないでしょうか。今の年齢から孤軍奮闘するよりも、疑念はありつつも組織に籍を置いて、後輩や実子を守ろうという選択をしているのでしょう。
ただ、これは大人の不文律であって、メイン視聴者のちびっ子にとっては「父上はなぜ飛羽真と戦わないの?」となるわけですが、そこの説明はフワッとした台詞で流されてしまいました。
戦隊やウルトラマンはここら辺がしっかりしているというか、若者の青臭さからスタートして良し悪しを指摘していく形式なので分かりやすいんですよね。ライダーの脚本は大人っぽいといえばよく聞こえますが、視聴者の経験則に頼った作劇というのは子供番組としてはどうなのかなと思います。
それはそうと、ユーリの身体を調べる場にはぜひ参加したいものです。
魔進戦隊キラメイジャー「エピソード43 汚れた英雄」
充瑠が見た幼少期のガルザはキラメンタルに溢れていましたが、ヨドン皇帝の洗脳によって現在の嫉妬に塗れた性格となり、クリスタリア侵攻の尖兵・スパイ役にされていたことが判明。
ガルザにとっては幼い時期から現在までの人生のほとんどを奪われていた格好で、悲しみに包まれながら散っていきましたが…キラメイジャーはこういう人物には何らかの救いを用意してくれていると信じていますよ。
クランチュラやガルザまでも惹きつけてしまう充瑠。戦隊は全員が主役とは言うものの、キラメイジャーは充瑠が特別な、物語の中心という位置づけの作品であると思います。
柿原さんとのデートを堂々と仲間にアピールし、為朝に「充瑠のくせにー」とからかわれるほのぼのエピソードもありましたが、蘇った皇帝の攻撃を受けてヨドンヘイムの谷底に消えてしまった充瑠。風雲急を告げています。