気づけばセイバーも残すところ2ヶ月なんですね。色々と広げた風呂敷を畳めるのかどうか。
仮面ライダーセイバー「第40章 輝く友情、三剣士。」
- 操られたお兄様を止める妹+鍛冶屋+子育て王
- ルナを狙うマスターロゴスを撃退する若手3人
- さようなら、全てのマスターロゴス
主に2チームに分かれての展開で、最後に敗北したマスターロゴスをストリウスが粛清して終了。飛羽真たちの知らないところで寂しく消えていったマスターが「実にみじめ」でしたね。アレなら戦闘後にストリウス乱入+派手に消されるとかで見せ場をあげても良かったのでは?
若手3剣士は倫太郎と賢人が自らの所有する本を飛羽真に託し「三冊同時」に使用することで最終フォームに成るという趣向。それによって倫太郎と賢人の変身が解け、素面のイケメン2名が援護しつつセイバーが大火力を発揮という感じで、素面好きとしては美味しいシステムです。
しかし、似たシステムではジオウのトリニティの方がギャグ要素があって好きだったので、こちらはちょっとつまらないなというのが正直な感想です。
機界戦隊ゼンカイジャー「第16カイ! 磁石シャクだぜもう限界!」
キカイノイドに磁力が宿ってしまい、街中のキカイノイドや介人含むゼンカイジャーに色々くっついて大変…という、戦隊シリーズ内でもコスられまくっている「磁石回」でした。恒例ではありますが戦隊ごとに攻略法が変わるので面白さもあります。
リュウソウジャーでは電磁石という高学年の理科知識が入っていたので難しかったですが、今回は「磁石は熱に弱い」というその場の豆知識とくっつき被害の逆である反発力を生かした攻略法だったので、より単純で分かりやすさがグッドでした。このところ巨大戦で休みがちだったマジーヌ・ブルーンも活躍していましたしね。
加えて前回にフリがあったステイシー→ヤっちゃんの感情が盛り込まれ、ステイシーのお話も動いてきたなという感じです。何となく介人とステイシーの関係に不穏さを感じているヤっちゃんに「ケンカしている」と説明する介人の優しさが、ヤっちゃんのみではなくステイシーにも向いている気がします。
ステイシーはヤっちゃんに対して咄嗟に「サトシ」と名乗ったので、今後もヤっちゃんにとってのステイシーは「サトシくん」のまま展開していくであろうことは抑えておきたいポイントです。