ハイヒロクライマックスにトリガーのZコラボやリバイスの好調もあって楽しい週末でした。ゼンカイジャーは珍しく優等生だったかな。
ウルトラマントリガー「第8話 繁殖する侵略」
コンピューターウィルスのようになった有名宇宙人・ダダが地球のあらゆるシステムを乗っ取っていくという話に引き続きハルキが参戦。
ダダってこんなんだったけ?と思ったら以前のシリーズで似たような扱いをされたことがあったようです。顔が3パターンある初代の設定は引き継いでいるものの、さらっと顔が変わっただけでスルーされていた感じですね。
ケンゴとハルキが作業中のアキトを挟んでワーワー騒ぐイケメン3ショットが良かったですね!アレはアキトじゃなくてもウザかったです。
背景で無意味に滑り続けるイグニス氏や、なぜかファミコン風のシミュレーションシステムなどコメディ要素も多めな回でした。ナースデッセイ号どころかハルキが乗ってきたキングジョーまで乗っ取られてしまい、やむなく撃破。
最終的にハルキはベリアロクの「空間を斬る」能力で自力で帰れることが判明。ストーリーの都合と言えばそれまでですが、ベリアロクの気まぐれさが微妙に説得力あり。最後にはラーメンを食べに行くケンゴとアキトのくだりもあり、二人の距離も縮まったようです。
仮面ライダーリバイス「第2話 悪魔はあくまで悪いやつ!?」
相変わらず暴れ者のバイスでしたが、変身を拒む一輝は生身でデッドマンズに立ち向かい、自らの命を駆け引きに使ってバイスに「人を襲わない・人を守るために戦う」と契約させ正式にコンビ誕生…というお話でした。
恐らく悪魔にとっての契約は絶対という設定の延長上にある約束なので、今後のバイスは映画やセイバー増刊号で見せたお茶目キャラで定着していくようです。あるいは一輝との一心同体を切り離すなどの特殊な方法で裏切る可能性はあるかもしれませんが。
バイスが食おうとしていたのが一輝の母や弟などの家族に限定されていたのは偶然か、何かしらの意味があってのことなのかは覚えておいた方が良さそうです。
しばらくは新しいバイスタンプのフォームや技のお披露目が続いていく感じだとは思いますが、ちゃんとヒーローしている一輝のかっこ良さにコメディ要素もふんだんでとても楽しい2話でした。
デッドマンズに関わった人間はフェニックスの更生施設に入れられるという令和コソコソ噂話なども。
機界戦隊ゼンカイジャー「第27カイ! 7つの世界を大航海!」
行方不明になった介人母・美都子博士を探してゾックスの船で複数の並行世界をめぐるというちょっとワクワクのお話でした。
その例でさっそく持ち出されるカシワモチトピアですが、住民の格好やそこかしこに柏餅が売られている(温冷の区分まである自動販売機も存在)といった以外は、存外まともに人間が暮らしている世界として描写されていました。
次々に渡り歩く世界に、なぜかカラフル常連客・スーさんの並行存在が登場するという謎趣向も。キャストは一人なのでめちゃくちゃSGDsでした。
今まで開放した世界の、平和な様子に喜ぶ介人。美都子博士が見つからないことで様々な世界を荒らして回るトジテンドへの対抗策として、マジーヌが化けた美都子博士をゼンカイジャーが保護をしたというブラフで各世界から撤退させるという作戦を取りました。
美都子博士の行方については長期目標になるようですが、今回は介人のヒーローな側面が強調されたちょっと真面目な雰囲気でした。
ゾックスは今後も船を貸すことを快諾しましたが、その条件はカラフルの飲食代を全ておごること。困り果てる介人に「財布全開」とこれまた汎用性の高い軽口を叩くゾックスですが、宇宙船の使用料としてはだいぶ負けているのも彼の優しさですかね。