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画竜点睛

ゼンキラセンパイの上映前にシンウルトラマンの予告編がありましたが、庵野監督とマン兄さんのどちらも好きな身としてはチェックすべきだろうなと。

 

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仮面ライダーバイス「第34話 悪魔が悪魔を呼んでいる」

 

さくら・花(アギレラ)、光&豪のダブルデート?からのバイスと一輝の関係がピンチ?からの赤石長官のスーパー風林火山人まで。

 

今回のトピックはせっかくホーリーライブに変身したのに吹っ飛ばされて流血沙汰になった大二ですね。先週よりも派手にボロボロになっていましたが、苦痛に歪むイケメンの表情はやはりゾクゾクしてしまいます(主要人物が雑に死なないというお約束の安心感があったうえのことですが)

 

デモンズドライバのリスクが外れて量産可能になった、光が力を欲しているなどいくつかのお膳立てがあり、光が変身しそうな雰囲気がありますね。番組開始当初から密かにチェックしていた美少年枠なのでちょっと期待です。ただ、リバイスは三兄弟の物語なので、登場回だけちょっと活躍してすぐモブライダーになりそうですが。

 

赤石長官の正体は2000年前に悪魔と契約した人物(当時の王)で、強大過ぎるギフの力を前に人類は戦略的退化を選択してギフの軍門に下るべしという考えとのこと。そうなると明石長官のここまでの行動も彼なりに人類を考えてのものなので、ここら辺の老いた考えをを三兄弟の若いパワーで吹っ飛ばす的なオチが見えてきますね。

 

それにしても、大二やさくらが物語の真相に迫っている中、一輝の主人公感が薄いというか。本来メインストリームでやるはずのパパさんとベイルの物語がスピンオフに追いやられてしまったので、ベイルとバイス・一輝の因縁もいまいち盛り上がりに欠ける気がします。

 

そして風雲急告げる本編後にお気楽な映画のオマケおもちゃの告知…。

 

暴太郎戦隊ドンブラザーズ「ドン10話 オニがみたにじ」

 

以前にも出てきたキビポイントではるかがドンブラザーズを脱退・盗作疑惑を受けることのない人生に戻るものの、漫画家を狙う鬼に襲われ、自分の後釜に据わった新しいオニシスターに助けられる…というなかなかトリッキーな展開でした。

 

後釜の写真家・まりなははるかより大人の女性で、タロウを含めたメンバーとの関係も良好・戦闘も卒なくこなすなど「デキる女」である部分が見られるも、はるかの身代わりのような境遇で盗作疑惑を掛けられ、手が震えるなどメンタル面に難があるという弱点が感じられました。

 

結果的にはるかは「私が悪いの?」などの葛藤などもありながら、まりなに身代わりを任せることを良しとせず、介人の胸ぐらをつかんで脱退を撤回させるというヒーロームーブを見せるという熱い展開でした。

 

近年の戦隊では自己犠牲的な考えはやんわり否定していく風潮がありましたが、こういう直球勝負のヒーロー像もやっぱり燃えますね。

 

惜しむらくははるかのその決意を(介人は覚えていそうですが)タロウ他のメンバーに伝わっていないところでしょうか。マクロ的にはオニシスターがはるかだろうがまりなだろうが世界は回っていくっぽいので「代わりはいくらでもいる」というのはある意味では現代的でシビアですね。

 

その後のバトルで(確か初登場と思われる)金棒を振り回すオニシスターが妙にしっくりくるという。

 

今回ははるか回だったので男子メンバーの活躍は控えめでしたが(というか犬塚と雉野は素面出演すらしていない)猿原とまりなについて「戦隊内恋愛」というメタ発言まで飛び出すなど。まりなはタロウともちょっといい雰囲気だったので、オニシスターがイイ女だから男子どものやる気も上がっていたということでしょうか。男ってバカね。

 

また、1話からご無沙汰だったはるかの彼氏・花村も再登場していましたが、1話の小オチに使われていたマザコンキャラが今回は包み隠さず発揮していましたね。あの1話のママ発言で「その男はやめとけ」感が出ていましたが、復元された世界線のはるかは彼のマザコンを特に気にせず付き合っている様子。

 

これが単にはるかの度量のデカさと取れる一方、花村の見た目の良さから手近な彼氏役にちょうどいい程度に思っているだけという闇った解釈も成立するのかなと。