本来は今週の主役であるはずのリバイス最終回が、デッカーのトリガー客演やドンブラのやらかしでいまいち盛り上がらなかった印象。
ウルトラマンデッカー「第7話 希望の光、赤き星より」
マナカケンゴォの客演回!ですが、事前情報があったタツミ隊長に加えて待望のアキトが登場!思ってた以上に出番があった上、地球残留組のアキトへの信頼が振り切れてる描写も最高でした!
気持ち太眉っぽいのかな?メイクで17歳感が隠されていてちょっと大人っぽいかったですね。でも27歳で「ウザい」はどうかしら?
トリガーとデッカーは世界観を共有しながらもウルトラマンとしての出自は全く違うようで、なかなか面白い設定ですね。それぞれ謎が多いままストーリーが進んでいくのはそれはそれで良いかもしれません。
ゼロやタイガはいささかしゃべり過ぎでしたしね。
後輩キャラ丸出しのカナタも可愛かったですし、1話以降なりを潜めていた「明日を見る!彼方まで!」のアイドルみたいな自己紹介も久々に見られました。ナースデッセイ号に実家のロゴ入りせんべい皿を持ち込んでるのにも気づいちゃいましたよ。
初対面の幼女に話しかけて頭まで撫でても通報されないマナカケンゴォのイケメンめ。違うウルトラマンの話を始めたのでZにも触れるのかと思ったら、リブットダンスをカナタに伝授…そっちですかい。
仮面ライダーリバイス「最終話 あくまで家族、いつかまた会う日まで」
何かとお騒がせだったリバイスが最終回。バイスが消えてしまう結末自体は悪くはないと思うのですが、どうせ半年後くらいの映画で復活するんでしょ?というメタな事情が見え隠れしてしまうので感情移入できないという構造上の問題があるんですよね。
3週くらい映像で印象付けてた、上空で闇ってるギフの残骸に全く触れないまま終わったのも?ですし(一応伏線ではあったものの)いきなり登場したキングカズに無から生じた夢の話でいい最終回風に終わらせる力技も悪い意味でリバイスらしかったです。
さくらが急に医大を目指してるのはなんで?というSNSの疑問はありましたが、そこはライダーから女子高生という日常に戻ったんだし進路も考えなくちゃでしょ!という片付け方でいいのかと。
平和になった世界でのカゲロウの役割が、私服がダサい大二に服を買ってやるオカンポジションというのが妙に可愛かったですね。
最終回は悪くない出来だったものの、とにかく過程が良くなかったという総評です。
暴太郎戦隊ドンブラザーズ「ドン26話 フィナーレいさみあし」
直前のリバイスのラストシーン(スタッフロールも流れてる)をテレビで見ながら、よし俺たちも最終回だ!といきなりトンチキを言い出す五色田介人が最高でしたね。自分で言いだしたMVPを自分に与えるのも最低です。
要は総集編なのですが、前番組の余韻をぶっ壊すのは本来は禁じ手ではあるものの、この毒薬級のギャグにリバイスもある意味救われている部分があるのでは…?
事前情報で、コロナ関連の撮影制限があるらしいという話はあったのですが、タロウ・ジロウ・犬塚が未登場(犬塚のシーンについてはソノニが引き受ける趣向も)ではあるものの、ナレーション部分は新録なので…まあ色々苦労がありながらも作り上げたのでしょう。
普段から一緒に行動している猿原・雉野・はるかが喫茶どんぶらでダベっているので全く違和感がなかったのは凄いです。
ソノイが登場してジロウの解説をするも、結局はタロウを褒めちぎって去っていくという強火ぶりを発揮してくれたのは最高でした。