ウルトラマンZやリバイスのモブ隊員もですが、時々チョイ役にいい男がいるのも特撮の見逃せない点です。
ウルトラマンデッカー「第13話 ジャンブル・ロック」
マルゥルが登場しつつの、総集編なのか?それにしては新撮ドラマパートが多い?それにしては今週の怪獣がいない?など謎の多い回でした。近年のウルトラマンでもこんな形式の回はないですよね。コロナ絡みだと逆に顔出し俳優が減らされて怪獣多めになると思いますし。
全体的に回想が多かったのと、カナタ・イチカ・ソウマのメイン3人についてもプロフィールの振り返り、ちょっとした船内トラブルでそれぞれのキャラクターがピックアップされるという感じでしたが、怪獣戦に比べると小粒の印象は拭えません。
スフィアに囚われている生活に慣れてしまっている…というこれまたコロナを彷彿とされる描写が今回のトピックだったでしょうか。
仮面ライダーギーツ「6話 邂逅Ⅴ:逆転のブースト」
小金屋の悪人ぶりにフォーカスしつつブーストバックルの所有者が二転三転し、道長の選択が彼の本心と信念を浮き彫りにする…といった感じだったでしょうか。
ロン毛があまり好みではないので道長はノーマークでしたが、睨みつけるときの三白眼にキュンと来てしまいました。ロン毛は髪型の問題なので、そこを考えなければやはりライダー俳優だけあってイケメンくんです。
景和にあれこれ突っかかりつつも最終的には助けてしまうあたり(透の面影を重ねていたとはいえ)景和の人徳がなせる業でしょう!
含みを持たせていた脱落者ですが「日常に戻される」という意外と平和なオチ。まあ五体満足で戻されるとは一言も言ってないのでまだ信用できませんが…。
暴太郎戦隊ドンブラザーズ「ドン32話 けっとうソノ2」
ソノニ・ソノザがタロウに決闘を申し込むという流れから、
- タロウの配達を手伝って早く決闘に戻ろうとする
- クレーマーを手キスで黙らせる
- 忍者おじさん(ソノイに対応する劣化ライバル)
- ロードサイドでのタロウvsソノイ
- タロウ死す(2回目)
などこれまでドンブラザーズでやってきた要素の天丼という感じでしたが、ただのリピートではなくそれぞれに別の意味が付与されていてなかなか唸らされる構成でした。1年ものの特撮番組という特性を分かっているのはベテラン脚本家・プロデューサーならではでしょう。
おばさんを誘惑するイケメンというのは安心できるのですが、おじさんにキスするソノニにはちょっとソワソワしてしまいましたが…。その他、ムラサメのロボ化(一緒にマザーの掛け声・断末魔も入る)など新要素もあって盛りだくさんでした。
ソノイはタロウの力を注入されて復活しましたが、ソノニ・ソノザをお供呼びするなど元の人格がほとんど残っておらず、コミカルな描写がかえってグロかったですね。
ソノイの神輿を担ぐ男衆にTシャツ型の日焼けが跡が付いててめっちゃエッチでした。日曜の朝チュンよ?