景和の復活、カナタとハネジローと可愛い絡みなど良いことが多かったです。
ウルトラマンデッカー「第19話 月面の戦士たち」
マナカケンゴォ客演回という触れ込みでしたが、意外とあっさりとした交流。スフィアバリアを突破できるカードの最後の1回を使い切って、以降は助っ人なしでアガムスと決着をつける流れになりました。
カナタのお悩みをケンゴが聞いてあげるというパターンが多いような気がしますね。
今週の怪獣は月面基地に残されていたギャラクトロンにスフィアが取り憑いたもの。旧作のギャラクトロンはテーマ性というか結構怖い設定を背負って登場していたロボット怪獣ですが、スフィアが絡むとやっぱり雑な扱いになりますね。
鳴り物入りで登場したヤプールもスフィアにやられて尊厳破壊されてしまいましたし。
ギャグパートとしてカナタの不在を誤魔化すハネジロー&話を合わせてあげるムラホシ隊長というのがありましたが、アレがラストのカナタとハネジローの「俺たち親友だよな!」のめちゃかわシーンに繋がるとは…ロボと仲良しのイケメン最高です。
仮面ライダーギーツ「12話 謀略Ⅲ:スロットフィーバー」
重要キャラっぽく登場したケイロウでしたが、出場権を譲渡するという形で景和を復帰させる役回りであったようです。何か裏があると思いきや完全に光のゲストでしたね。
ただ単に景和の「思い」で復活するというのではなく、英寿から運営側への挑発があっての特例措置というのも一本筋が通っている感じでナイスでした。一方で景和のヒロイックさは控えめな展開になってしまいましたが、2号だし既定路線だったからこれくらいでちょうど良いのかも。
スロットが凄いチートぶりを発揮していましたが、さすがにあんなに都合よくいくのは今回限りというか、景和復活によるボーナスフィーバーって感じだったんでしょうか。
最後のジャマト語を解読する謎解きゲームには後付け感がありましたが、ここでジャマト語を解読したことが今後の物語全体の謎解きにも関わるならなかなかな構成だと思いますけど。
暴太郎戦隊ドンブラザーズ「ドン38話 ちんぷんかんクッキング」
料理絡みのお気楽回と思いきや色々不気味だし、もはやドンブラで心から笑えることはないのかもしれません。スポットでギャグは挟まりますが、裏に流れる諸設定が怖すぎる。
かといって発生する目先の問題は割とすぐに解決されますし、上記の頻繁なギャグが緩衝材になって設定の重さほどは見ていて嫌な気持ちにならないというのもドンブラの不思議な魅力です。
人形をみほだと思い込んでいるイっちゃってる雉野もさっそく犬塚のメンタルケアが入りましたし。ハグして相手の話に合わせてあげるの精神を病んだ人への対応としては完璧なんですが、犬塚なにもの?
そんな雉野の元に、本物のみほ=夏美が帰ってきますが、帰ってきたらきたで怖いという。
ヒトツ鬼の体内で収穫した「鎧武」では絶対食っちゃいかん「ヘルヘイムの実(を紫に塗り直したもの)」を、被害者全員で紫色の料理にして食うという描写も怖過ぎなんですが…。