いい最終回だった。
仮面ライダーギーツ「24話 乖離SP:緊急特番!デザグラのすべて!」
平たく言うと総集編なのですが、先週のベロパの大爆破攻撃を受けて無事だったキャラクターのその後と、リアリティショーという体裁をうまいこと使った「緊急特番」という趣向でした。
ケケラに「ビビってないし!」とテンプレの強がりをやった景和も可愛かったですね。
今週のハイライトは景和と祢音のスポンサーが素顔を現したことくらいでしょうか。景和のスポンサー・ケケラは意外性のない普通にかっこいいおじさん。祢音の方は実はパパなんじゃないかと思ったら先週登場した謎のイケメン・キューンでした。
巷ではキューンが「キモい」「残念なイケメン」ともっぱらの評判のようです。
ケケラの「人間のデザインもいいだろう?」という引っ掛かりのある言い回しが伏線になっているようです。やはり未来人は文明レベルが上がって生身の肉体を捨てている存在っぽいですね。
暴太郎戦隊ドンブラザーズ「ドン最終話 えんができたな」
色々と伏線を回収してきましたが、最終回のメインは役割を終えて記憶がリセットされてしまうタロウと仲間たちとの別れという、今までのコメディタッチとは一転してちょっと切ないクライマックスでした。
ストーリーのラスボスとしてはしては脳人最強の処刑人・ソノナとソノヤを退けてめでたしめでたしという締め方でしたが、設定上では人間界には絶えずヒトツ鬼が出現するということで、今後もジロウをリーダーにドンブラザーズの戦いは続く…といったところでしょうか。
1話の回想でまだ初々しく声の高かった「えんができたな!」のタロウを見せてきてあらあらと思ったら、最後に登場した記憶リセットタロウが全く同じ声のトーンで「えんができたな!」と言ってきたの…これ考えたの演者?脚本?監督?凄いですね。
放置気味だったムサラメも最後の最後でドンブラザーズの仲間になりましたね。獣人の件も決着したことだし、犬塚&ソノザ及びドンブラザーズの仲間ってことでいいんじゃないでしょうか。結局マザーとは何だったのか全く分からないまま終わりましたが。
個人的には、花村くんがどうなったのかは気になってるんですが…。
待望のゼンカイVSドンブラ映画もあるようで、キングオージャーと並行してまだまだ楽しめそう。ひとまずは1年間ありがとう!