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下衆の勘繰り

シン仮面ライダーを観ました。簡単に感想を書くかもしれません。

 

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仮面ライダーギーツ「28話 慟哭Ⅳ:絆のレーザーブースト!」

当ブログで先週指摘したジーンのケガは作中でも言及がありましたね。英寿が「あんたもケガするんだな」と視聴者目線でツッコミを入れましたが、ジーンなりにその時代の摂理に合わせて肉体の耐久性を合わせてきたという話のようです。

これがしっかりと伏線になっていて、未来人が本来は感じない「死の恐怖」や大切な人・時間を失う苦しみをジーン自身が強く実感し、ギーツのパワーアップやジーンの成長という今週の展開に繋がっていく形でした。

正直、ここ数年のライダーは「ノリ」で構成が滅茶苦茶になっているきらいがあったので、先週のジーンのケガもあまりちゃんと考えてないんじゃないかなと勘ぐっていました。ここまで丁寧に回収してきたのに感心したと共に、ライダー制作陣を信じていなかった自分の考えを改めたところです。

メタ的には春から大学生になり他局のレギュラー出演も始まる鈴木福さんの退場という計算も含めての展開だったのでしょうが、英寿とジーンのデュエットソングが流れたり、ジーンの決めポーズやエピソード的な盛り上がりもあって良い中締めになっていましたね。

先週に引き続き景和の素面アクションもかっこ良かったですし、ベロパが実は350歳という面白設定も明かされて楽しめました。

 

王様戦隊キングオージャー「第4話 殿のオモテなし」

ヤンマ・ヒメノと表裏のない良王が続きましたが、今週のカグラギは腹に一物ある感じです。

とはいえ、それは子供番組の登場人物としては真っ直ぐさに欠けるなぁというお話。大河ドラマなどを常々併せ観ている大人の身としては、こういう策略に長けた武将みたいな王様は頼もしいし素敵だなと思ってしまいます。

「テッペン」「わがまま」「子供の未来」と、3人それぞれに引っ掛かりがあるワードで懐柔してくる感じもたまりませんし、劇中でヤンマが指摘した通り、結果的に自国のダメージがほぼない状態でバグナラクを追い返してしまいました。

しかしバグナラクの影が薄過ぎますね。当面の宿敵がラクレスになってしまっているので仕方がないですが、次週のゴッカン裁判でギラの立場に一応の決着がついてバグナラクとの対決にシフトしてくれればいいのですが。

全体的に面白いのですが、3話くらいからシーンの繋がりが突拍子ない印象がたびたびあるのが気になります。今週も合体状態でカブタンに吹っ飛ばされたと思ったら次のシーンではヤンマやヒメノは無事にトウフの領内を旅してますし、画面の華やかさで誤魔化されてる感もあります。

キラメイジャーのコロナ特別編成の時に、けっこう重要な会話をあっさりカットしている裏側が垣間見えてしまいましたので、キングオージャーも本来の脚本からかなり端折られている箇所があるのかな?と勘ぐってしまいます。