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全員片思い

連休はずっと営業なので、戦隊映画に行けるのは最短で7日でしょうか。気になります!

 

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仮面ライダーギーツ「33話 慕情Ⅰ:バッファ無双!」

バッファが悪役に!?と思いきや、対戦するライダーは殺さずコアを砕くことで「退場」させるだけだし、祢音にはライダーにならない(記憶を思い出さない)ように忠告したりと、とにかくいい奴でしたね!

そもそも未来人が過去の人間を戦わせて楽しんでいる一連のゲームがあくどいわけで。今までは優勝するとリターンが大きいという見返りはあったものの、それも犠牲者の不幸を振り分けているだけというグロい話なわけで、比較的イイモンに見えるジーンやケケラもちょっとなーとなります。

特に今回はチラミが(ドライバーの奪還という大義名分はあるものの)面白半分で勝ち抜けのリターンもないライダーバトルをさせるという義のない言動に出ていたので「おや?」と思いましたが、復活した英寿は完全に未来人側を敵に回すようです。

ここら辺の、主人公と視聴者が感じる敵の認識が一致している感じが心地良いですね。令和に入ってからライダー同士の仲間割れの流れが無理矢理なパターンが多くてフラストレーションが溜まっていたのですが、ギーツは終始納得しながら見られています。

それで、どうもここまでただ可愛いだけだったナビゲーターのツムリがキーパーソンになるようなのも良い感じです。後方支援のヒロインは最終回まで「居るだけ」で終わることが多いのですが、確かにミツメ=創世の女神にも秘密がありそうなので、後任のツムリにも何かしらの伏線があるのかもしれませんね。

 

王様戦隊キングオージャー「第9話 ギラ逃走中」

最後の三大守護神のバッタが登場したわけですが、バッタ→サソリ→カブトの全員片思いの流れができていてハチミツとクローバーか!と突っ込まずにはいられません。一見無駄なギャグ設定にも思えますが、これだけで機械生命の彼らに親しみを感じられる効果もあるわけで、声優を使ってしゃべらせるわけでもないのにこのキャラ立ちは一種の技でしょう。

4国王は協力するように見せて、ギラを自国で独占しようと画策。それぞれの側近にギラの奪取を命じる…という流れで「側近回」に繋げていた感じですね。

セバっちと友達だと思っていたシオカラがトピックでしょう。黒子の無駄にいい声、キョウリュウジャーでも弄られていたはず。

モルフォーニャが他国の側近に比べて忠誠心を感じなかったのは、リタの跡継ぎ候補という立場だったからという設定も明かされました。確か事前情報でもそこまで詳しくは出ていなかったはずです。

最後の方でギラが凄くまともな事を言っていたのですが、時々出る彼のアレは何なんでしょうね?素で王の素質があるということなのか、いつもの芝居がかったセリフを言っていたら何となくいいこと言ってる風になってるのか。後半の「僕は…」から始まるみんな支えあっているという意味合いの主張は彼の本心なんでしょうが。

孤児院の少女はギラのことが好きだと思うのですが、肝心のギラには「僕が守る子供たち」でくくられてるというのもちょっと切ない。恋愛相談の役に立たないギラですからね。