そういえばドンブラゼンカイには王様戦隊は登場しませんでしたね。例年だと現役戦隊が顔見せ程度に登場するものなのですが。まだまだコロナの影響でキャスト間の接触を抑えているのでしょうか?
仮面ライダーギーツ「35話 慕情Ⅲ:姉の願い 弟の願い」
今週は桜井兄弟と祢音、英寿とジーンを中心に登場人物の人間ドラマを見せていく前半部分と、あれこれ策略を巡らせた大智がついに道長に見限られて倒されるというざまぁな後半という感じでした。
それにしてもベロパの参謀のようになってたけど実際は何もしていなかった慟哭編の大智は何だったのでしょうか?今回の方がよっぽど悪の活躍をしていました。これで終わりじゃないっぽいので最後の方にまた敵として登場するのか(肥料にされるみたいだし)本編はもう出番終わりで変なスピンオフを作られるのか。
実はライダー同志はそこまで人間関係が悪くないので(道長は穏便に他のライダーを退場させたいだけ、英寿も敵は運営であってGDP存続派ではない)変身前に会話する場面にも無理がないのは良いですね。過去の作品ではバチバチに敵対してるのに会話したりギャグを挟んだりが痛い時があったので。存続派についてもお人好しが揃ってますしね。
信楽焼の狸でスポンサーのふりをする景和と、晴矢ウィンの復活は嬉しい限り!ニラムもイケメンではありますがキャラ的には別になんですよね。そういやキューンもしばらく姿を見せないですが、祢音に何かあったら出てきそうですね。
王様戦隊キングオージャー「11話 怪奇!クモ仮面の男」
新戦士ジェラミーの登場回でした。今回は登場だけで終わりで、具体的な種明かしは来週以降ということなので情報が出揃うまではアレコレ予想しても徒労になろうかと思います。語り部が犯人というのは推理小説でも古くからある手法ですが「王となる男」という文言が主人公のギラではなくジェラミー自身に掛かっていたというのは予想できなかったですしね。
クモの糸で空中を舞う描写は進撃の巨人のようであり、今回のタイトルは初代ライダーの怪奇蜘蛛男からの引用ですし、色々入ってました。
(妄想シーンとはいえ)白目を剥くラクレスや、「嘘はつかない」と言った舌の根が乾かぬうちにもっふんを「見てない」と噓をつくリタ、まだ見てない今週のもっふんのネタバレをされそうになって叫ぶリタなど、ギャグも満載でした。ギラは以前からウンコが好き疑惑がありましたが、すっかりジェラミーに見破られていましたね。
肝心のジェラミー役の池田くんですが、彼は別のドラマでちょっと気持ち悪い男を演じていたのに、今回はすっかり綺麗なお顔・素敵なお声のイケメンくんになっていますね。実年齢が長命ぽいので5王(特にギラやヤンマ)とキャピキャピする様子が想像できないので、今後どのように絡んでくるのか気になるところです。