sageてからのageて

開業、特撮、投資、節約、ガジェット、クレジットカード、ゲーム、ゲイ

MENU


僕の店が春日部市に潰されることになりました

武里駅前おしごとカフェAge及びBar Sageです
長い投稿になると思いますが当店が置かれている状況をどうしても発信いたしたく

「僕の店が春日部市に潰されることになりました」

センセーショナルに見出しをつけるとしたらこのような話です

 

 

導入

当店は2022年9月にオープンして1年半ほど。昼間はカフェ兼ワーキングスペース、週末の夜のみ僕自身のセクシャリティを役立てる意味合いも込めてイベント的なゲイバー(ノンケ・女性も歓迎)を開店しています。店の売上だけでは厳しいので店番をしながらWebライターなどの内職をしています

武里は住人の高齢化が進む昭和時代の団地・住宅街ということもあり、正直この業態はあまり集客が望めない状況です。その中でもSNSYouTubeなどで地道に宣伝活動を続け、4月中旬からの陽気も手伝ってようやく客足が伸びてきたところです

経緯

そんな中で、春日部市の「リノベーションまちづくり」という空き家活用のプロジェクトがあるのですが。空き家になっていた当店の裏の部屋(抜けられない壁を挟んでもう一つ店舗がある構造)に、全く同じ業態のカフェ・ワーキングスペースが入居するということを知りました

「知りました」というのも春日部市や入居者ご本人から説明があったわけではなく、4月1日に先方が登記した住所宛に郵便物や飛び込み営業が来るようになり、全く同じ番地の僕に問い合わせが集中して「何が起こっているのだろう」と自分で調べて「知った」のです

場合によっては当店の番地と業態をコピーして犯罪に利用するペーパーカンパニーが登記されたのではないかという可能性も考え、警察に相談しようかとも考えていました

4/27に入居者の方2名からご挨拶をいただきました。営業形態が当店とは被らないといったフォローをいただいた一方で、ポロっと当店が退去する前提で話が進んでいるといったことを言われて「おや?」と不信感を覚える場面もありました

5/10から無連絡で先方の解体・改装の作業が始まり、壁一枚挟んだ当店に音と振動が響いて営業に差し障っています。やるなとは言いませんが、せめて当店や両隣のお店には営業に配慮して、事前に工期を知らせる・挨拶をするというのが普通だと思うのですが、考え方が古いでしょうか?

市に対して

思えば昨年に「リノベーションまちづくり」の担当者が当店を訪ねてきて裏の部屋について尋ねられたので、管理している不動産屋さんや大家さんからの申し送り事項など分かる限りで伝えました。誰かが入居して商店街が盛り上がれば当店にもプラスになるという思いからです

「リノベーションまちづくり」の担当者も当店の業態については把握しているはずです

時系列からも、

  1. 昨年に裏の空き家について教えた
  2. 今回のワーキングスペースの法人が立ち上がった

という流れだと思うので故意ですね

このような形で裏切り行為に遭うとは思ってもみませんでした

ワーキングスペースの商売ガタキは長居できるファーストフード店やカフェチェーン店なので、そういった民間企業の競合(強豪)がやってきたのなら諦めもつきます。しかし、よもや春日部市という自治体が後追いで同業をぶつけてきて自分の店が潰されることになるとは思ってもみませんでした

先方は市のプロジェクトで助成金も出ますので、オープンからしばらくは採算度外視でスタートダッシュが切れるでしょう。当店はそんな同業とパイを取り合わなくてはなりません。場合によっては僕がこの1年半で集めたお客様を取られることになるかもしれません。そう考えると悔しくてたまりません

不満点

つまるところ当方としての不満点は、

  • 同業を入れることについて市から相談がなかった
  • 先方の4/1登記から現在まで説明や情報共有が不十分

せめて半年前・3か月前に分かっていれば、先方と協力する道・差別化を図る・営業をゲイバーに集中・諦めて店をたたむなどの準備できました

そういった春日部市の対応に非常に不信感を持っています。僕は武里駅周辺の商店街を盛り立てる会議(「リノベーションまちづくり」とは別プロジェクト)に参加を続けてそこで役割もいただき、店舗運営と並行して頑張っていこうと決心していたところです。市職員はそんな僕を裏で笑っていたのですか?

当店は8月入居だったので「応募期間外」で市の助成金などは一切戴けておらず、全て自分の持ち出しで店を作り上げてきました。土地に根付くことを決意、商店街の皆様にも懇意にしていただき「これから」でした。そんな個人店を市の税金で潰すことが彼らの言う「まちづくり」なのでしょうか?

結び

先方もすでにプロジェクトが動いていますので、できれば共存の道を模索できればと思います。ただ先方も、近隣のお店…特に全く同じ番地で営業している僕のことを調べなかったのか?入居時に周囲に挨拶をしないものなのか?その調子で地域を盛り上げる本気度があるのか?などの不信感があります

諦めたくないので、存続の道を考えているところです。ネガティブ情報ばかりで読んでいただいた方には本当に申し訳ありません。具体的に何が解決なのか?は市や先方とほとんどコミュニケーションがなく具体的ではありません。現在はただただ愚痴として発信しております。乱文失礼しました

動画(本文と同内容)

www.youtube.com