ガヴのかわいそうなショウマ商法にすっかり乗せられてる。
ウルトラマンアーク「11話 メッセージ」
ユウマの「青い」部分が強調された回でしたね。今期はアークの感情が読めない部分が多いので、戦闘時もアーク=ユウマのように見えてしまい、一つ一つの動きが可愛くもあり未熟でもありという雰囲気があります。
防衛隊所属のシュウになんとなく「壁」を作っているユウマ。これは彼個人の意識というよりは民間組織SKIP全体に蔓延している体制なのかなと思いますが、ポロっと口に出してしまう迂闊さがある反面、そんな隙を見せるくらいシュウ個人は信頼しているのかなとも思います。
「あなたも防衛隊なんですね」と責められて、作品が作品ならその場でお互い変身して殴り合いが始まることもありますが、シュウは切なそうな顔になって落ち込んでしまう、ユウマは言い過ぎを後悔するというのがウルトラマンの人間ドラマだなと思います。
他の特撮シリーズと比較して、ここら辺の人間ドラマがしっかりしているのがウルトラマンの魅力とも思います。変身ヒーローが巨大という特殊さからドラマと切り離されるというのもありますしね。
次回は防衛隊に保護されたアキラことクロコ星人ヌマタさんが再登場。なぜかお風呂に入っているユウマ(楽しみ)に助言を与えるようで、亀裂の入ったユウマ・シュウの関係修復にも注目です。
近年のロボット怪獣と言えば問答無用で地球文明を滅ぼそうとしてくるギャラクトロンが恐ろしいですが、ギヴァスはちょっとイイモン寄りなのかな?
仮面ライダーガヴ「4話 マシュマロおかわり!」
今回はおじいさん・おばあさんと出会うもストマック家に狙われたことでやはり立ち去るショウマという流れですが、敵サイドの双子と相対するという新しい展開もありました。
無人販売所に置かれた野菜は商品だと理解していても畑に生えている物は「草」だと思って食べてしまうというのはズレた常識ですが、スーパーの陳列品を開封してしまう幼児と似た「無知による失敗」なので子供向けとしてはいいエピソードなのかも。
ショウマに去られたおじいさん・おばあさんが悲しむ(幸せを感じなくなる)ことでストマック家に狙われなくなるという理屈は成立していますが、それを「スパイスとして価値がなくなるから」とストマック家側の理屈で解説するショウマが、そちらの常識に呑まれている感じがあってうまいセリフだなと思いました。
ショウマの母が殺される(プレス化されてコンベアで流されてしまう)というのは直接的なト殺ではないもののなかなかショッキングなシーンで日曜の朝チュンよ…と多少引いてしまうレベルです。
そして次回はカラキダがガヴをかばうというシーンが予告で流れていましたが、ここまで誰からも距離を置いていたショウマにとってはトゥンクになってしまいそうな展開ですね!楽しみ!
爆上戦隊ブンブンジャー「バクアゲ30 暴走は俺の物」
サンシータとマッドレックスのいい話…なのかなぁ?恐らく設定上はディスレースが酷い奴って感じなのでしょうが、いまいち視聴者にそれが伝わってこないので。
ブンブンジャー側はブンドリオが怪しい通信を信じてしまったり、ブラックがこともあろうか敵にパトカーを盗まれるなどいいとこなし。
しかし敵側の偽装ブンブンチェンジャーが通信や合体で本家と互換性があるというのは「縦軸」なのかな?とも思います。
玄蕃と先斗の「どちらも一理ある」ケンカはちょっとうまかったかな。