仮面ライダーガヴ「39話 探し求めていたのに」
毎週ギリギリで死亡フラグを回避していた感のあるデンテおじさんですが、グロッタの説得に失敗するという形で粛清される最期を迎えました。
(次週に遺言と遺品という形でラキアをパワーアップさせる模様)
グロッタに対して優しい言葉をかけるも、彼女にとっては逆効果になるという状況の持って行き方が子供番組とは思えない緻密な心理描写でしたね。まあニエルブの悪態がとどめを刺した感がありますが。
ライダー陣はともかく、幸香にとっては戦いに関わって初の身近な犠牲者なわけで、なかなかダメージが大きそうです。
時期的にもグロッタは倒されてしまうか、何らか戦闘不能になって戦線から離脱という形になりそうですね。ライダーは割と敵役に容赦ないので生き残れるか微妙なところです。
ラキアの弟・コメルの仇がグロッタという流れにはなっていますが、グロッタ本人が記憶していないこともあって真相は不明のまま最後まで行きそうですね。闇バイトの末端など記録にも記憶にも残してくれはしないのです。
ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー「第17話 キラッと輝け!ナンバーワン運動会!」
「運動会荒らし」という謎ワードがそのまま常識のように進んでしまうシュールさが戦隊だ。
運動会の話をやるにあたって運動会が嫌いな子供をストーリーのメインに持ってくるというのはなかなか現代だなと。かといって運動会が好きな吠も同時に描いてバランスも取っていますし。
熊手のオトナさを醸しつつ「(運動会を含めた)人生を楽しまないと損」という着地点も教育上よろしいです。学校は運動嫌いの子供を更に運動から遠ざけてしまう環境がずっとありますからね。
生涯スポーツの考え方で、運動能力が低くてもひとまず体を動かそうという持って行き方が本来なのに、競争にこだわったり逆にその揺り戻しで競争を排除するポーズを取ったり、何十年もどこかズレてるんです。
熊手26歳(1万26歳)なんだ。
また、ここまで全くコンビ感を出してこなかった赤と青が、急にお互いのアイテムを叩き合わせるクラップで変身するというタバコの火移しみてぇなBL演出もあり、日曜の朝から度肝を抜かれました。