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ゲイバーのバイトをやめたことと、世代間の意識格差

 1月の開業の話題の頃にゲイバーでバイトを始めたと書きましたが、ほどなくして辞めていました。

 

 

辞めた理由

 

深夜バイトは体力的にきつい

 

 当たり前ですがきついです。夜型なので大丈夫かと思いましたが、出勤する形態の深夜作業はきついです。また、お店が早じまいした場合、深夜3〜4時なので家に帰る手段がありません。ネットカフェで始発を待つ、自転車で通う、タクシー(バイト代が吹っ飛ぶので意味がない、その時間はタクシーがない)など、やってみて色々な問題点が分かりました。

 

深夜は自宅作業が良い

 

 逆に、昼間にバイト、ライター仕事は夜中、というサイクルに変えたら良い循環が生まれました。静かで集中できるし、いつ寝ても良いという緩さがあると、逆に「キリのいいところまで」となって朝方までやってしまう事もあります。深夜に成果物を提出後、昼前にクライアントからのフィードバックがあるので即直したりもできます。

 

ゲイバーは時給が安い

 

 時給については承知の上で、経験の為と考えて応募したのでそこを悪く言うべきではないですが、安いです。同じ夜の仕事でもキャバ嬢などは頑張り次第で収入が上がるシステムがありますが、ゲイバーの店子は時給制が主なので、お客を取ったところで上がりようがないのです。時給優先ならもっと条件の良い普通の深夜バイトは多くあります。

 

思ったほどモテない

 

 自分が勤めた店は、どちらかというとオーナーの人柄で持っているような所で、ゲイの客より、周辺の夜の店から流れてくる酒飲みの男女が多い所でした。そうなるとゲイという付加価値を活かす場面が少なく、普通の居酒屋店員と変わらない業務内容でした。面白いお客さんも多かったですが、それくらいですね。

 

働き方改革というものに対する世代間の意識格差を感じた

 

 オーナーを見ていて感じたのは、年配者というのは30・40代が思っている以上に若い世代を安く使うという事について悪気がないということです。日常的には決して悪い人ではありませんが、言葉の端々にそれが感じられて、ああ、きっと悪気がないんだなと。

 

 最低賃金というのは、本来「こんな金額で働かせるなんて、雇用者として恥ですよ」という数値だと思うのですが、いつの間にか「この金額さえ出しておけばOKというお上のお墨付き」と考える経営者が増えています。

 

 働き方改革、賃金を上げろとメディアでは盛り上がっているように見えますが、偉い人・老人にはほとんど響いてないです。辞めた会社・今回のオーナーの二者を見ていてそれを実感しています。

 

 昭和時代は労使交渉という文化があり、労働者の集団が経営者に物申すシステムがありました。しかし、転職が増えたり、労働者同士の繋がりがドライになったり、そもそも一人一人の仕事が忙し過ぎる昨今では、そんなシステムも形骸化しています。

 

 それではどうすれば良いのか。やはり、より良い条件を求めて動くという労働者の姿勢が経営者に危機感を与えるのだと思います。愚痴を言いながらも何だかんだで居残って働いてくれるなら、経営者にとってダメージはありませんから。

 

 また、世代間格差という視点では、詐欺や強盗といった非合法な手段ではなく、年配者向けの正当なサービスで対価をいただくという仕事の開発は重要と思います。何だかんだ言ってもあと数十年は老人人口が多く、彼らは金を持っているのですから、気持ちよく使ってもらうことが大切です。

 

 ゲイバーで年上ゲイから純烈のようなモテ方ができれば実現できると考えましたが、それについては失敗しました。

 

 

上半期の仕事について

 開業から半年経ち、上半期が終わりました。まだまだ収益は低く、正直なところ貯金を切り崩している状況ですが、いくつか嬉しい事・ご報告したい事もありました。

 

 

ランサーズで認定ランサーをいただきました

 

 ライターの仕事を得るにあたり、ランサーズに登録していましたが、そちらで認定ランサーというランク評価をいただきました。そこまで多くの仕事をこなした自覚はないのですが、一定の信頼を頂いたのは素直に嬉しい事です。ランサーズをご利用の方がおられたら、何かの際にはご用命ください。

 

www.lancers.jp

 

レンタルおじさんを始めました

 

 兼業でバイトなども行なっていますが、その一環でフレンタというサービスでレンタルおじさんを始めました。この記事を書いている段階で依頼はまだ0件ですが、色々な人と出会いつつ収益も欲しいという欲張りには最適の業態だと目をつけました。こちらもよろしくお願いします。

 

www.frenta.jp

 

他にいくつか手を出してることがあります

 

 現状はチャレンジ段階なので、一定の実績が出て役立つ情報が提供できるようになったら公開したいと思っています。ツイッターでも少しだけ心境を書きました。

 

 

ブログの収益はないに等しいです

 

 いくらかアフィリエイトの判定は出ていますが、入金の最低額に届いていないので手元には1円も入ってきていません。

 

理想的なライティング業務に出会えました

 

 ライターの仕事のうち、継続的にお請けしている案件で「パソコン初心者に便利なソフトの使い方をレクチャーする」という、僕にとって理想的な仕事と巡り会えました。また、短編小説やシナリオの作成といったクリエイティブな案件もいただけるようになり、とても楽しいです。

 

 今後もライター業務を軸としつつ、様々な事に挑戦(様々な儲け話に食いつく)をしていこうと思っています。

 

2019年 上半期 Best of Prime

2019年 上半期 Best of Prime

 

 

帳簿つけ、俺のやり方

 僕がやっている帳簿のつけ方をまとめました。使用しているのは「MFクラウド確定申告」ですが、これは昨年度までの商品で、今後は「マネーフォワードクラウド」という商品になって料金も変わります。以前にそのことにも触れました。

 

www.sage0121.com

 

 

銀行・クレジットカード・クラウドソーシングを自動取り込み

 

 ビジネス口座として開いた楽天銀行、ビジネスクレジットカード、クラウドソーシングのサイトも対応していたので、この3ヶ所を自動取り込みにしています。

 

楽天銀行のビジネス口座には手数料免除がない!

 

 口座開設後に気づいたのですが、楽天銀行のビジネス口座にはハッピープログラムが存在せず、いくら預けようと使おうと免除がなく、ATM出金も手数料が掛かります。しかも同行宛の振込も手数料が発生する為、仮に自分の個人口座に資金移動する際にも手数料を取られます。これは地味に厳しいな…。

 

ビジネス用クレジットカードはポイントがいまいち

 

 ポイント以外にも特典があること、事業用途の支払いを切り分けられることなどメリットはあるものの、ポイントは同じ会社の高還元カードに比べるといまいちです。引き落としは上記のビジネス口座なので、クレジットカード分の未払金の処理は明細取り込み・自動入力で完了します。

 

クラウドソーシングは面倒だけど取り込みます

 

 青色申告控除の為に発生主義で入力する必要があり、面倒ですがここの明細も取り込む事にしました。入金先は同じくビジネス口座なので、売掛金の処理も自動入力に近い処理で行えています。多少の手直しが必要という面倒さが付き纏うのですが…。

 

銀行への入金、ビジネス用クレジットカードの利用を必要最低限に

 

 以上のことから、ビジネス銀行口座・ビジネスカードそれぞれの使用を必要最低限にすることにしました。入金は振込で入ってくるお金のみ、カード利用は領収書が出ない引き落とし系のみ(カード明細が領収書代わりになる為)、ビジネス口座にはあまり残高を入れない、という使い方に行き着きました。

 

事業主借・事業主貸を凄く使う

 

 収入のうち、バイト代は現金で受け取るので銀行口座には入れず、事業主貸という勘定科目で入力することにしました。取っ払いだから税務署に届けないという手もありますが、そこは正直に行きます。その他のカフェ利用や領収書が出る買物は、全て個人用の現金やカードで支払い、事業主借で付けることにしました。

 

領収書の保管は二穴ファイルと穴あけパンチ

 

 ネットで調べた時に出てきたやり方で、良さそうだったので採用しました。安いコピー用紙にパンチで穴を開け、事務用のファイルに閉じて糊で領収書を貼っていくというやり方です。後で並び替えたりスキャンするのにノートより便利であること、モバイルSuicaの明細・クレジットカードの明細・A4サイズの領収書なども全てパンチで閉じられるという利便性もあります。

 

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モバイルSuicaの明細は毎月1日に入力

 

 モバイルSuicaの明細は毎月1日に紙に印刷し、仕事に関わる部分だけマーカーを入れて手入力しています。そこまで多くはないので何とかなっています。

 

 以上のようなやり方を取っています。来年の確定申告が近づいたら更なる詳細も書くかもしれません。

青色申告の説明会に行きました

 通知が来たので、地元の税務署が開催した青色申告の説明会に行きました。こういうのに誘われるのも初年度だけなので、経験として参加してみようと思いました。

 

 

青色申告控除

 

 対象を考えればいの一番にすべき説明で、やはり最初に話題に上がりました。しかし、10万円と65万円の控除を受けられる条件の説明が曖昧(配布資料を読んでも曖昧)で、正直なところネットで調べた方がよっぽど分かりやすい説明に辿り着けます。

 

現金出納帳のやたら推し

 

 所要時間の1/4もの時間を現金出納帳の説明に割いていて、え?そんなのつけてないけど?と正直焦りましたが、実は帳簿のつけ方さえ工夫すれば現金出納帳は必須ではないんですよね。しかしながら随分と推していたのは、税務署としては申告が強制ではない生活費決済も把握して、取りこぼしたくないという下心があるのでしょうか。

 

固定資産台帳の詳細は12月らしい

 

 決算間近の12月にも説明会を予定していて、そこでは固定資産台帳について詳しく説明しますとのこと。確かにこれは年一の作業でもどうにかなるので、直前に言った方が忘れないだろうという意図は理解できます。

 

軽減税率について

 

 直近のトピックスとして軽減税率の説明もありました。僕の仕事は消費税を取る側ではないので余裕がありましたが、聞けば聞くほど世の中の様々なケースに即してない思いつき制度ですね。みんな10月以降は何でもテイクアウトだって言って8%にしちゃえばいいよ。

 

商工会議所と会計ソフトの営業

 

 今回は商工会議所に入りませんか?という勧誘が少しだけ。会計ソフトの講習会ではソフトの営業も来るみたいです。税務署も協力してもらうからには多少はメリットも与えねばというのは分かりますが、商工会議所はともかく特定のソフトに便宜を図るのはちょっとなぁ。僕の仕事は地域に即していないのでスルーしましたが、お店を開くなどするならコネを作る意味でも商工会議所には入りたいですね。

 

クラウド会計でやってしまう若年層には説明不要か

 

 2時間ほど話を聞いていて感じたのは、ネットの情報で充分ということと、紙帳簿のベースで話しているせいか、会計ソフトで日々の仕分けを打っていれば必要のないような記帳の説明がだいぶ多かったということです。説明会に来ていたのは不動産の経営者を含めた年配者が多かったようで、最初からネットとクラウド会計を使っている若年層はこの説明会そのものが必要なさそうです。

 

 時期的に上半期も終わるので、一度、自分の帳簿付けを振り返ろうかと思っています。

 

 

MFクラウドのプランが変わるので一時解約

 以前から家計簿ソフトのマネーフォワードを使用していた流れで、開業後の確定申告用の会計ソフトも同じシリーズのMFクラウドにしました。複数あるラインナップの中でも僕は「MFクラウド確定申告」しか使わなかったので、3月にそれの年額を払いました。

 

 しかし、先日マネーフォワードから連絡があり、今後は関連する全ソフトのコミコミプランのみになり、どうやら年額払っている人は切替日以降に差額も払うことになるようでした。

 

support.biz.moneyforward.com

 

 こういうサブスクリプションという尤もらしい横文字の「お得な値段で全部使えるよ商法」はAdobe辺りが以前からやっていて、マイクロソフトのOffice365なんかも追従しているので、マネーフォワードが真似をするのも致し方なしかとも思いますが、「単品で買えればもっと安いのに」という昔からの客にとっては不満の種ですね。

 

 ITや通信関連は、こういった「お得意様を大事にする文化」を真っ向否定して簡単に収益が得られる選択肢にホイホイ行く傾向があるように思います。良く言えば、商習慣に対してもそういう前衛的な態度だからこそ急成長しているという側面もあるのかもしれませんが。

 

 話を戻しまして、とりあえずコミコミプランの差額を回避できる手段が用意されていて、それは5〜6月頃の期限までに「解約して、クレジットカードの自動課金設定を消すこと」だそうです。解約しても支払済みの残日数は使えるので、僕の場合は来年の3月までは「確定申告」単品で使用できます。さっそく解約しました。

 

 期限切れ以降は他の会計ソフトに移る選択肢もありますが、マネーフォワードに慣れていることと、freeeや弥生はあんまり良くないという評判もあり、結局は来年にはコミコミプランに加入するしかないのかなという予感がします。