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青色申告の説明会に行きました

 通知が来たので、地元の税務署が開催した青色申告の説明会に行きました。こういうのに誘われるのも初年度だけなので、経験として参加してみようと思いました。

 

 

青色申告控除

 

 対象を考えればいの一番にすべき説明で、やはり最初に話題に上がりました。しかし、10万円と65万円の控除を受けられる条件の説明が曖昧(配布資料を読んでも曖昧)で、正直なところネットで調べた方がよっぽど分かりやすい説明に辿り着けます。

 

現金出納帳のやたら推し

 

 所要時間の1/4もの時間を現金出納帳の説明に割いていて、え?そんなのつけてないけど?と正直焦りましたが、実は帳簿のつけ方さえ工夫すれば現金出納帳は必須ではないんですよね。しかしながら随分と推していたのは、税務署としては申告が強制ではない生活費決済も把握して、取りこぼしたくないという下心があるのでしょうか。

 

固定資産台帳の詳細は12月らしい

 

 決算間近の12月にも説明会を予定していて、そこでは固定資産台帳について詳しく説明しますとのこと。確かにこれは年一の作業でもどうにかなるので、直前に言った方が忘れないだろうという意図は理解できます。

 

軽減税率について

 

 直近のトピックスとして軽減税率の説明もありました。僕の仕事は消費税を取る側ではないので余裕がありましたが、聞けば聞くほど世の中の様々なケースに即してない思いつき制度ですね。みんな10月以降は何でもテイクアウトだって言って8%にしちゃえばいいよ。

 

商工会議所と会計ソフトの営業

 

 今回は商工会議所に入りませんか?という勧誘が少しだけ。会計ソフトの講習会ではソフトの営業も来るみたいです。税務署も協力してもらうからには多少はメリットも与えねばというのは分かりますが、商工会議所はともかく特定のソフトに便宜を図るのはちょっとなぁ。僕の仕事は地域に即していないのでスルーしましたが、お店を開くなどするならコネを作る意味でも商工会議所には入りたいですね。

 

クラウド会計でやってしまう若年層には説明不要か

 

 2時間ほど話を聞いていて感じたのは、ネットの情報で充分ということと、紙帳簿のベースで話しているせいか、会計ソフトで日々の仕分けを打っていれば必要のないような記帳の説明がだいぶ多かったということです。説明会に来ていたのは不動産の経営者を含めた年配者が多かったようで、最初からネットとクラウド会計を使っている若年層はこの説明会そのものが必要なさそうです。

 

 時期的に上半期も終わるので、一度、自分の帳簿付けを振り返ろうかと思っています。