戦隊とライダー(さらにプリキュア)が、なぜか全てカニか泡を出す敵という妙な共通点で繋がっていました。
ウルトラマンアーク「第20話 受け継がれるもの」
所長と娘のほっこりエピソード…で終わらず、土着怪獣と思われていたものが宇宙生物の擬態だったという不穏要素を絡めてきました。
シリーズ後半だから仕方ないとは思いつつも、毎週のお話になんらか不穏要素が詰め込まれるのが常態化しているのでちょっと疲れるなーとは思います。
今回の父娘の話とか単発エピソードでもいいと思うのですが、制作側の「もったいないから縦軸も入れる」という意図が透けて見えるというか。
そこ気にするなら総集編多過ぎ問題をここに振り分ければいいのにとも思いますし。
中学生の娘さんという美味しい役どころなのに、ユウマにもシュウにも特にモテエピソードが来なかったのもちょっと残念。
仮面ライダーガヴ「13話 約束の手作りケーキ」
クリスマス年末商戦に向けてガヴもケーキ絡みの変身(おもちゃ)が盛り込まれていますが、かなり丁寧にショウマがケーキを自作する工程が描かれていたのは新鮮。
お菓子作りするイケメンは良い絵面ですね!しかも髪の毛が粉で白くなっていたのもキュート!
相変わらず対グラニュートの役回りはハンティに偏っていましたが、今週来週は双子幹部との決戦という要素が強いっぽいので、今回のバイトくんは適当なのかな。
その割には戦隊経験者を持ってくる力の入れようではありますが。彼の歌を採用して被せる辺りが、キュウレンジャー当時そのままの弄り方でしたね。
爆上戦隊ブンブンジャー「バクアゲ39 悲鳴の星」
ついに大ボス登場ということで、最近では余裕しゃくしゃくだったブンブンジャーが一気に劣勢に傾き、口にお怪我しちゃう大也のセクシーもありました。
しかし最近のクルマ獣の攻撃が緩いというか、写真に落書きするとか泡でコケさせるとか人間側に大した被害がないのにギャーソリンがバンバン出てるのなんなの。
そんな中、大ボスはなかなか芯を食ってきて「地球は戦争や貧しさで溢れていていいギャーソリンが出る」と現実を皮肉ってくる辺り、ライトなキャラクターと見せかけて良いラスボスですね。
単純な破壊行為ではなく、地球の経済界と繋がってくる辺りも最近の敵だなって感じです。