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ゲイが特撮を語る イントロダクション

 当連載「ゲイが特撮を語る」の基本方針は「ヒーローを楽しみイケメンも楽しむ」です。毎週の放送で物語の感想を織り交ぜつつ、イケメンを愛でていきたいと思います。

 

 

ゲイが特撮を観るべき理由

 

ヒーロー物語である

 

 この話になると、そもそもゲイの中にも様々な人がいるという話まで遡ることになります。

 

 幼少より女の子趣味が強く、ままごとやあやとりの方が好きだった、少女マンガや、近年ではプリキュアが好きだったというお話ですね。もちろんそういう方も多く、そのまま成長し女装や性転換という選択肢を取る方も大勢おられます。

 

 対し、そういった女性的な趣味を経ず、男の子趣味を貫き、特に性転換の願望を持たず、「男として男を愛す」というゲイも、話題に挙がらないだけで大勢存在します。僕もどちらかというとそちら側のゲイです。

 

 つまり、そんな男の子の魂を持ったまま大人になったゲイにとっては、特撮のヒーロー物語は子供の頃からの地続きで楽しめるエンタメになります。

 

イケメンが観られる

 

  もはや周知の事実となりつつありますが、特撮の主人公には売り出し中のイケメン俳優が多く起用されるようになっています。

 

 戦隊では男女混合の5人以上、仮面ライダーも一作品に複数名のライダーが登場し、その人数だけ若いイケメンが登場、主人公格として活躍するわけですから眼福です。

 

 いわゆる子供たちの「ママ」と同じ楽しみ方も兼ねられます。

 

悪いお姉さんの存在

 

 イケメンがママの楽しみなら、敵対勢力の一角を担う「悪いお姉さん」はパパの楽しみ足りえる存在です。

 

 前述の女装・性転換を目指すゲイは、なぜかキャピキャピのギャルよりも成熟したセクシーな女性(もしくは気さくで楽しいおばちゃん)をモデルに選ぶ傾向があるように思えます。かくゆう自分も、女性であればそういった方のほうが魅力を感じます。

 

 そこで悪いお姉さんです。味方側のヒロインは清廉な印象の若手女優・アイドルが起用される一方で、敵側には性格も衣装もセクシーな女キャラクターが設定され、物語を大いに乱してくれることも特撮の魅力です。

 

 ただ近年は、戦隊の女幹部は着ぐるみのキャラクターが多く(担当声優の演技でセクシー路線のキャラクターを貫いていることは多い)、仮面ライダーでは若く無邪気(しかし子供的な残虐性を持つ)という女幹部が多く、昭和の悪いお姉さん的キャラクターからは外してくることも多いです。

 

 これらの楽しい要素が詰まった番組を観ない理由はない!というのが僕の私見です。

 

僕の特撮歴

 

戦隊シリーズ

 

 僕の幼少時代にリアルタイムで放送されており、最も親しみのあるシリーズです。7作目のダイナマン~12作目のライブマン辺りが記憶に残っており、おもちゃもねだって買ってもらいました。小学校高学年から次第に離れ、中高生は部活も忙しく観る機会はなくなっていました。

 

 久々に戻ったのは29作目のマジレンジャーで、勧められて観た一話で高校生レッド(橋本淳)の可愛さと、その母親であるマジマザーの優雅なキャラクターが気に入って年間視聴しました。名前と設定がふざけていると評されていましたが、結果的に素晴らしいハッピーエンドを迎えた名作です。

 

 それからしばらく年間視聴を続けていましたが、33作目のシンケンジャー・34作目のゴセイジャーは通年で追うのが億劫に感じてしまって見送りました。今にして思えばそれぞれ松坂桃李千葉雄大出世作なので観ておけば良かったですね。

 

 35作目のゴーカイジャーから再復帰、以降は途切れることなく年間視聴を続けています。

 

仮面ライダー

 

 僕の子供時代にリアルタイム放送されていたのはBLACKとその続編のみで、観てはいましたが内容はほとんど覚えていません。戦隊やウルトラマンに比べて話が複雑だったように記憶しています。また、同時期に初代の再放送が行われていたため、藤岡弘さんのライダーにも馴染みがあります。番外ではありますが、とんねるずがやっていた仮面ノリダーも好きでした。

 

 オダギリジョー以降イケメン俳優が定着した平成ライダーについては、評判の良かった電王を途中から最終回まで観ました。それからはしばらく離れていたのですが、何かと戦隊とコラボ企画をおこなっていたことから、セットで観たほうが楽しめるのではと考え、鎧武以降は年間視聴を続けています。

 

 毎年楽しんでいますし、どちらかというとライダー出身俳優の方が出世する傾向にあるのですが、伏線が数週間後に回収されるような連続ドラマになっていることが多く、一話完結の要素が強い戦隊のほうが気楽に楽しめるので好みです。

 

ウルトラマンゴジラ

 

 初代のリアルタイム世代では ありませんでしたが、小学生の頃にリバイバルブームが起き、大量に再放送が行われた経緯から、初代・セブン・帰ってきた・タロウは馴染みがあります。丁度、本を読む習慣ができた年齢でしたので、おこずかいで本を買いあさっていました。

 

 ゴジラシリーズもテレビ放映や、リアルタイムの作品は映画館で観たものもあります。近年ではシンゴジラは旧友と連れ立って劇場で鑑賞しました。

 

 平成ウルトラマンは時々つまみ観る程度でしたが、オーブ・ジード・ルーブは全話視聴しました。また新作が発表されるようであれば観たいと思います。

 

その他

 

 僕の年齢ではメタルヒーローシリーズが戦隊と並んでリアルタイム世代で、観ていたはずなのですが、ほぼ記憶がありません。受験期や大学生くらいの部活をやっていなかった時期の番組はつまみ観していたように思います。ビーファイターの主人公が水着回でブーメランパンツだったことだけは鮮明に覚えています。

 

 また、ウルトラマンの空白期間に製作されたグリッドマンが近年アニメ作品としてリメイクされ、コアな人気を生んだことはリアルタイム視聴者としては嬉しい出来事でした。もう一つ印象に残っているのは、シャンゼリオンというギャグっぽい作品ですね。

 

生い立ちについて補足

 

 先ほど、僕の子供の頃について男の子趣味を貫いたとしましたが、正確には女兄弟がいる関係でおままごと等でも遊んでいて、しかもそういう女の子遊びも大好きでした。少女マンガも購入まではしていませんでしたが、アニメ化作品は観ていました。

 

 ただ、おもちゃについては女児向けよりも男児向けを集中的に欲しがっていましたので、分類上は「男の子趣味のゲイ」とさせていただきました。