入場時のプレゼントもなくなってるほど公開期間も終盤で、ようやく観に行けました。
トリガーは以前から書いていた通り、闇の3巨人まわりの比重の大きさに不満があって好きではない方のウルトラマンでしたが、ケンゴやアキトは好きでしたし、何より大好きなハルキとZも出るということでチャンスの一日に思い切って出かけました。
実質「ウルトラマントリガー」の真の最終回
テレビシリーズは「映画へ続く」感があったので当然と言えば当然ですが、色々と保留になっていた伏線を回収し、ようやくトリガーの物語が完結したという風情でした。
闇の3巨人は回想シーンに一瞬映っただけで一切登場せず。文句を言っていた立場で何ですが、ちょっと寂しい気も。ただ、彼らの存在が今回のストーリーに暗い影を落としていたので、全く無視というわけでもありませんでした。
昨年に映画化企画に繋がらなかったZとの合同映画という側面もあったようですが、Z側のキャストは諸事情もあってかハルキ以外は登場せず。セレブロは出てきましたが鳴き声だけでカブラギくんが出てきたわけではないので正直どうでもいい感が。
イグニスはちゃんと出てきていい所を持って行っていました。
ヒーロー男子たちの活躍
実質の主役だったケンゴはもちろんですが、ハルキやアキトの見せ場も多く、余は満足でした。
というかあからさまに要所要所にアキト弄りが入っていてニヤニヤしっぱなしです。終盤では男の子らしさを見せる場面もあり、アキトファンとしても納得の仕上がりです。
ハルキはハルキで闇落ちシーンなどもあって美味しかったですし、全身を舐めるカメラワークも多くてハルキを堪能できました。ストレイジの隊服はハーネスの食い込み具合がセクシーなんですよね…。
ケンゴの「僕はウルトラマンに変身できるだけのただの人間だぁ!」は、オイオイと突っ込まざるを得ませんでしたが、彼らしいと言えばらしいですね。
特撮面
プロレスのタッグマッチのような演出があったりと、色々と趣味に走っている感のあった特撮パートですが、相変わらず建物が壊される描写のこだわりが凄いですね。
登場怪獣がことごとく黒幕の手下扱いで、ウルトラマン同士のどつき合いの方が多かったのはトリガーの作風と言えばそれまでですが、テレビシリーズに続いて個人的に好みじゃない部分でした。
そういえば今回はあまり光線技やベリアロクに頼らず、肉弾戦の割合が多かったように思います。アクションの見応えとしてはかなりあるように思えます。