ブレイブリーデフォルトの話題で少し触れましたが、以前からRevoというミュージシャンが好きでして、彼の新作である「絵馬に願ひを(Prologue Edition)」が昨日リリースされました。
Revoさん(Sound Hroizon・Linked Hroizonなどのグループ名義を持ちます)の作品の魅力は、変態的とも言えるサウンドへのこだわりもさることながら、かなり濃い物語性にもあります。
一部のライトな曲を聴くとアニメのキャラクターソングのようでもありますが、扱うテーマが重めであることもあって、大人向け(少なくとも中高生以上でないと難しいと思われます)のファンタジーといったところです。
近年は進撃の巨人・セーラームーン・ブレイブリーデフォルトなどのコラボ案件が多く、難解さや人間の負の感情といったものとは無縁の、アニメ的な明るい楽曲が主になっていました。
オリジナル作品についても「愛」や「救い」の多い作風に寄ってきたかと思っていましたが、新作の「絵馬に願ひを」については、初期作品のようなダークな雰囲気が漂っています。
今回はBlu-rayメディアでのリリースで、映像の導入と共にゲームのような選択肢でストーリーが分岐していくという体裁を取っています。これはこれで面白いですが、楽曲に集中したいのでCDや音楽データで聞きたいなという気持ちも強いです。
Prologue Editionでは曲のけっこういい所で「Full Edition(発売日未定)に続く」となっていてヤキモキさせられますが、体験版Blu-rayで遊びを入れつつ、完全版はCDでじっくり曲が聞けるという体制が理想的なのかなと思います。
が、Revo氏がどう仕掛けてくるかは未知数です。
ちなみに、3月にはRevo氏がプロデュースするブレイブリーデフォルト2のサウンドトラックもリリースされますので、ファンとしては上半期は濃ゆい時間を過ごせそうです。