12/25の日曜日という混みそうな日に行きましたが、なんとか無事に鑑賞できました。普段は真ん中の席を取るのですが、すでに予約席が埋まっていたこともあって通路側の席を選びましたが何かと正解だったようです。
序盤の五十嵐家のシーンから、3男・幸四郎から奪われた悪魔をめぐってDGP(転じてゲストが強制開催した「デザイアロワイアル」)にリバイスとギーツが協力して参加するという趣向でした。
途中で龍騎(Vシネの絡み?)も割り込んできつつ、やたらマッチョな政治家の息子も絡んでくるなどごちゃついていましたね。お祭り映画は前後2番組のライダーが絡みつつも「○○の宣伝」「大物にオファーしたらOKされた」などの不確定要素が絡んでごった煮になるというのもお祭りたる所以というところでしょうか。
相変わらず五十嵐家の父・長男・次男はすっぽんぽんでお風呂に入ってくれて大変宜しいですが、英寿様は絶対に風呂には入らないので(一輝とのデートもなぜかスシロー)景和や道長もあの厚着を脱ぐことはないんですよね。
祢音だけは濁り湯サービスがありましたね。
前年のセイバー組(というか倫太郎)のイケメンマッチョ全裸サービスを考えるとちょっと寂しい感じでした。いや、リバイスのイケメン兄弟の入浴だけでも大分サービスなのですが、感覚というか有難みが麻痺しているのかも。
ここからは結末のネタバレ前提でお話しします。
既定路線というか普通にバイスが復活していましたが、一時的なものなのか再び消滅。しかし一輝の記憶は英寿が「願い」を使って消えないようにする…という処理でした。リバイス側の設定で厳格に通されたものがギーツ側の設定で覆されるのもどうかなーと思ったのですが、これでいいならリバイスの最終回をわざわざバッドエンドにしなくて良かったのに。
ギフの残骸だった異世界ゲートも含めて終了半年で公開されるこの映画の為に要素をお残ししてたのだとすると、いや番組内で一旦片付けてくれと思ってしまいます。テレビシリーズをスッキリ終わらせないことについては断固批判します。
実際、この映画単体で見ると起承転結も分かりやすく、ギーツのテレビシリーズでいいとこなしだったギロリにも見せ場があるなど十分に楽しめる2時間だったのですが、映画の為にテレビシリーズが中途半端になる構成はやはり一考してもらいたいですね。
だがしかし、カゲロウがすっかり五十嵐家の弟になっていて卓球で遊んじゃうところを見られたのは良かったです。Vシネでは敵になるみたいですが。