ガッチャード×ギーツの映画を観てきました。感想は後日。
ウルトラマンブレーザー「第23話 ヴィジター99」
ウルトラマンへの度重なる変身でゲントの体調が悪化、ブレーザー自身に止められる(ストーンごとぶん殴られて気絶させられる)という不穏要素。
以前登場したタガヌラーが大量発生してエネルギープラントを襲うも、宇宙に放っているビームが接近してくる宇宙怪獣を撃退する目的であったことが判明(恐らくその宇宙怪獣がラスボス)など。
タガヌラーは人類がエネルギープラントを作ってなかったらどうするつもりだったの?というのが一点。火山とかからエネルギーを集めるとかならまだ分かるけど。いや、より純度の良い精製されたエネルギーと求めたとかそういう理屈?
あと、防衛隊上層部はスカードを結成しておいて邪魔者扱いしているのは何がしたいのかと。物語の都合で上層部vs現場をやりたかったのは分かるけど、そんなに気に入らんなら勝手にスカード解体して勝手に怪獣で困れば宜しいと思ってしまいますね。
それで「結果的に良かったがスカードの命令違反は見過ごせん」と、切迫した状態にも関わらず実行部隊を制裁しようという良く分からん状態に。コレあれかな?総集編で出てきたマスコミが世論を動かして上層部を黙らせるとか、黒幕の鶴の一声とか、斜めからの作用がないとずっと続きそう。
ここからどうなるのかが次回予告で見られると思ったらまたアニメキャラの総集編という。年末で一週休んで総集編で、そこまで次回予告すら封じられているという状態が非常にストレスですね。本当に総集編が邪魔です。
仮面ライダーガッチャード「第16話 クライシスXmas!オロチ事変」
時間軸としては映画のエピソードの後ということで、映画で出てきたケミーを回収した状態であったりとか、りんねが力を使い果たしたとか、公開3日後の早朝(映画を観られるのは実質2日)に「映画見てて当然」というのはちょっとないなーと思いますね。
劇中で「今日はクリスマス」とか「次に動くのは新しい年」とか言ってたので、スケジュール調整はできていてわざとってことですよね。コレが年明け1/7の放送なら映画を観たい人は一通り観終わっているので納得なのですが。
ちょっとネタバレすると、意味ありげに登場していた釘宮は映画で倒されています。なので今後登場しないわけで「映画とテレビシリーズの連動」というよりは、「最速で見ないと置いてけぼり」「テレビシリーズだけでは辻褄が通らない」という最悪の構成になっていますよというのは言っておきたいです。
蓋を開けると監査役の釘宮も秘書も両方悪人だったわけで、派遣してきた上層部は謝ってくださいよって話です。
今週のストーリー自体は前半でケミー回収がうまくいかず、原因を調べたり仲間がやられて宝太郎が奮起したりと、オーソドックスなヒーローモノのフォーマットをなぞっていてその点はいい番組だと思ってるんですけどね。
それと、スパナ用のドライバが開発されているのでいよいよ2号に変身か!?と思ったら、無から新しいライダーが登場して謎でした。年上女性の先輩に従順なスパナは、高身長エリートイケメン後輩って感じで大きい女性視聴者の夢が詰まってますね。
王様戦隊キングオージャー「第42話 ラクレス王の秘密」
1話使ってラクレスの真意が明かされたものの、要約するとダグデドから不死身を殺す力を得て本人を倒すというシンプルな内容なので難しさはなかったですかね。
合間の「ギラの覚醒が早すぎる」「ZERO作ったけど壊された」「スパイを探ってたけど勝手に正体が分かった」と不確定要素ばかりで、振り返ると結果的に良かったもののラクレス様の胃が心配になるような展開ばかりでしたね。
仮面夫婦と思われたラクレス・スズメ夫妻に大きな信頼関係があったり、ラクレスの命を救おうとするヒメノやヤンマなどのエモシーンも多数。特にスズメまわりは単なる色恋ではなく思惑や利害も含めた深い関係から信頼が生まれているというのが良いのですが、子供番組の恋愛エピソードじゃねぇぞこれ。
今回でダグデドを撃破はしましたが、とても本当に倒せたとは思えない散り際(本体が逃げた?)ですし、五道化もまだ残ってますし、ここからどう畳むのか予測ができませんね。
冒頭の(美少年だった頃の)若ラクレスがダグデドの馬にされてる構図は辛みがありつつもちょっとドキッとしてしまいました。