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埼玉と鬼太郎

仮面ライダーを含め12月は3本映画を観ました。鬼太郎は完全にネットの評判に釣られた格好ですが、観てよかったと思います。

 

 

翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜

www.tondesaitama.com

公開前から懸念していた「前作を越えることはないだろう」という予測はそのままだったのですが、惰性の続編に収まらず、特に滋賀の方には大変喜んでいただけたようで埼玉県民としては鼻が高い思いです。

関西の話だと思っていて油断していたら、終盤にいきなり行田の悪口が始まったのは笑いましたが。

熊谷が暑い・大宮と浦和の仲が悪い・与野はすっこんでろ・越谷に海(県民プールに砂を敷いた波プールがある)などは関西の人には通じないでしょうし、恐らくいくつかの関西ネタは自分には響いていなかったと思います。

でもまあ「とびたくん」やタワー型のミサイルといった序中盤に散りばめられていた伏線が徐々に回収されていくストーリーはよくできていましたし、愛之助・紀香のリアル夫婦が登場したのも楽しませてもらいました。

個人的には平屋の大宮駅と、みずぼらしい売店に「アルシェ」と貼ってあったのがツボったのですが、誰が分かるねんこれとは思いました。

 

鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

www.kitaro-tanjo.com

昭和生まれとしては昔の鬼太郎関連書籍で鬼太郎が墓場から這い出てきて、目玉の親父が引っ張って育てたというのは知っていたのですが、そこら辺の原作「鬼太郎誕生」の設定を活かしつつも前日譚として独立した物語として楽しめる作りでした。

血液銀行員の水木と目玉の親父がイケメンになっていて、しかもストーリーにあまり必要のない男のサービスシーンがあったりと「なんだ…これは…」と思いつつも楽しみました。

いわゆるテレビシリーズの鬼太郎のような子供向けヒーローの要素は薄く、悪事に関わった人間は罪の大小に関わらず皆殺しですし、最年少の登場人物であった少年の末路も悲しいものでした。

まあ「大人向け」ですね。近年では子供向けの鬼太郎アニメも終了して久しいですし、わざわざ親子連れで見ようというトラップもないと思いますが。