夕方まで特撮ブログ書くの忘れるところでした。
仮面ライダーギーツ「39話 創世Ⅰ：俺のデザグラ」
未来人たちが（一部を残して）去り、彼らが目論んだ「グランドエンド」を拒否した英寿によってデザグラやジャマトの記憶が人々に残されたまま現代の世界が続いていくことに。
グランドエンドに失敗した意趣返しはともかく、創世の女神の跡継ぎにする予定だったツムリが現代に残っているので、未来人の魔の手はまだまだ伸びてきそうなところです。
当面の敵として、新たに人間に寄生する能力を得たジャマトと、奴らを育成する大智が登場しました。大智は本体のメガネが消失していたので「誰？」状態でしたが。特徴的な長髪もフードで隠れていたのでマジで誰だか分からなかったのですが。
一応はデザグラとは言ってますが報酬らしい報酬がなくなったのでゲームの体裁はなくなり、ここから本来の「毎週怪人を倒していく」仮面ライダーに原点回帰したのかなと。
デザグラやジャマグラも面白くはありましたが、こういうシリーズの締め方もアリですね。
今週は全体的に真面目でしたが、景和の素面アクションだったり、なんか仲良くなってる英寿とウィンとかそこそこ楽しめる要素はありましたね。ここに来て祢音が強烈なお嬢様キャラを発揮してきたのもまた。
王様戦隊キングオージャー「第15話 スズメにお見舞い」
ジェラミーと4王を絡ませる形で4王それぞれのお当番回がようやくやってきたという感じですね。さらには15年前の「神の怒り」の謎解きも近いうちにやってくれそうなので、スピード感があって良いです。
今週は女子になってしまいますが、カグラギの妹・スズメの良キャラぶりにやられてしまいました。捕らわれの姫かと思えばラクレスにラブラブ、と思わせてそれすらブラフで心は祖国にありと、なんかトウフ周りだけ夜の大河ドラマみたいなんですよね。
また、先週までジェラミーの遠回しにだいぶイライラしていたのですが、ついにヤンマから「行間禁止」という便利命令が飛びだしたうえ、なおもダラダラしゃべろうとするジェラミーをガン無視して結論を言わせるという新しい扱い方を4王が身に着けてくださいました。
そろそろ行間ムーブうざいよね…というタイミングでこういうやり取りを持ってきてくれるバランス感覚の良さは、キングオージャースタッフ信頼できます。
ヤンマがすっかり邪悪の王の翻訳係だったり、「助けてよ！」「大丈夫ですか？」などギラの「素」の可愛いを連発してきたりと、若年男子組も存分に楽しめました。
