一週挟んで3作品そろい踏み。やはり毎週の楽しみがあると嬉しいものです。
ウルトラマンブレーザー「第17話 さすらいのザンギル」
ウルトラマンに時々ある善玉宇宙人との共闘話でしたね。ザンギルは地球語(日本語)の学習元を時代劇にしてしまった為に侍のような語り口になっているというナイスなキャラ付けもありました。
こういう系の話だと大抵は人格は良くても立場の問題でウルトラマンと戦うことになるという流れが多いのですが、今回は防衛隊に所属するゲントの方が(立場上)共闘に消極的という珍しい構図でした。
ニジカガチの亡霊と対決し、一時的にザンギルが乗っ取られてしまうものの最後は2人で仲良く止め!しかしザンギル自身も亡霊であったため使命を果たして消滅するという切ないオチでした。
SF作品で亡霊?とも思うのですが、ウルトラマンは初代から怪獣墓場という空間があったり、民俗学・民族学が絡む話があったりとオカルト要素も多いんですよね。
喫茶店のおばさんはてっきり事情を知っている宇宙人だと思ってたのですが、どうやら普通に地球人の喫茶店のおばさんだったみたいです。
ヤスノブのアーくん呼びは周囲に人がいる状況でも当たり前になったんですね。「峰打ちを知ってるなんてアーくん凄いぞ!」はいくらなんでも甘やかしすぎでは?ヤスノブ可愛いなぁ。
仮面ライダーガッチャード「第10話 炎の京都!-悲恋・ケミー雷電事件-」
サブキャラとゲストがストーリーの中心になっていた感じですね。逃亡犯の兄がマルガムになるまでは既定路線であったものの、どす黒い感情を宿した妹の方がより強いというどんでん返しもありました。
ただ、このどんでん返しが面白かったかというと、うーん。加治木が恋の為に頑張る展開としては必要だったんでしょうが、それが面白かったかというと、うーん。
クロトーさんは作戦失敗と思いきや、目的の素材2種は手に入れたようで2週かけて京都まで来たかいがありましたね。
世を忍ぶ仮の姿である前髪ミナト先生がそのまま本性を現してたのはちょっとエッチで良かったです。
王様戦隊キングオージャー「第36話 ヒメノのお見合い大作戦」
イシャバーナはちゃんと取り返せるんですね。安心しました。
先週までのヒメノがカメジムの手癖を見せていたことで正体を見破った視聴者がいたそうですが、いやーよく見てるなぁ。
以前から老けメイクで若者だと言われていたセバスチャンの正体(イケメン)が明かされるというベタな展開でしたが、こういうのでいいんだよ。
先週のシオカラ、今週のセバスと、奪還編は側近にフォーカスを当てていく趣向もあるようですね。シオカラの過去やセバスの正体など前々から大人のお友達が妄想していた内容をどんどん公式がやってっている感じです。
かといって、視聴者に想像がつく展開だから悪いのかといえば、先ほども言った通りそいういう「ベタ」がいいってこともあります。ましてや戦隊は奇をてらわず王道をやってくれればいいのです。王様戦隊だけに。
今回はリタのイケメンぶりと、ヤンマの童貞がバレたギャグ展開も良かったですね。ヤンマは国が滅んでるのにふざけるのか?というのはありますが。
ヤンマは社交ダンスとはいえヒメノと手を繋ぐのも恥ずかしいという、フォークダンスで恥ずかしがる小学生男子みたいですね。
ヤンマといい為朝といい、大人向けコンテンツなら間違いなく女性慣れキャラであろう男子が子供目線でウブキャラにされているのは何とも可愛いです。
ヒメノの見合い相手に女性のリタが含まれているのは多様性ごり押しとも取れますが、そもそも正体である宇蟲カメジムに雄雌の概念が薄かったという面もあったのかなと。
来週ですが、グローディのママことイロキが登場。ここで天野・雛形夫妻を回収してきますか。公式やってんな。