ブンブンもついに来週から追加戦士!いやオレンジが来てすぐって感じですね。
仮面ライダーガッチャード「第39話 ガッチャ完了!クライマックス101!」
今週に関しては「処刑BGM」といいますか、ライダー側の勝ち確みたいな感じだったので特にコメントはないのですが。
逆に言うと、導入の加治木であったり、恐竜着ぐるみの女子チームなど、残り1クールを切っているとは思えないほのぼの展開は逆にいいですよね。
終盤だからってギスギスする必要はないというか、戦隊の場合は最終回前にクリスマスやお正月が挟まってるような話数なので、夏っぽい通常回があっても良いと思います。
レジェンドコラボに挟まっていた頃からいいところなしだったギギストはここで一回撃破、来週には再生するようですが新しい敵が加わった3幹部体制のラスボスになるようです。
「3」という数字は今作の中でも多用されていますので、ここに来ての3幹部の構図は既定路線だったといえばそうなのかも。となるとアポロトスが切望しているグリオン様が復活する流れは絶たれてしまってるんでしょうか?ここまでしつこく名前を出してるということは何かあるとは思いますが。
3幹部を差し置いてグリオン様がラスボスはそれはそれで萎えますので、うまくまとめて欲しいところです。
そういえばミナト・スパナの大人組が錬金連合をどうこうするというサブストーリーもあるようなので、さりげにそちらにも注目しています。
爆上戦隊ブンブンジャー「バクアゲ15 錠とキー」
悪気がない敵と心を通わせるという、ヒーロー番組では全くオーソドックスな展開ですし、結局倒すんだろというオチまでも大人には見えてしまうのですが、なんだろうなこういうベタなものこそ心を動かされますね。逆に。
ここまでであまり活躍機会のなかった錠と玄蕃に焦点が当たりつつも、残り3人もサポートに回るという形だったり、巨大戦をブンブラック一人に任せて他4人は等身戦に集中するといった役割分担、戦隊の必要性もしっかり抑えていました。
今回のクルマ獣のキー太郎が恐竜の化石をモチーフにした骨の怪物なのですが、古い特撮ファンとしてはウルトラマンのシーボーズという子供のような心を持つ骨怪獣ともオーバーラップしてしまって「可愛い子だ」と思ってしまいました。
だからこそ、改造されたときの街の被害が普段よりもエグい描写になっており「倒すしかない!」となる流れがあまりにも自然で辛かったですね。
錠の「優しい警察官」という側面と、「防衛しなければならない戦士(かつ警察官)」という対比であったり、同じく「カーの恐竜(キー太郎)」を可愛がっているヤルとの対比であったり、30分の単発なのに見ごたえがあった名作回でした。
サンシータがちゃんと「悪役」をやっていたのも良かったと思います。