ブンブンに追加戦士が来ましたが、特別感が薄いのは今年ならでは。
仮面ライダーガッチャード「第40話 邪悪降臨!三倍偉大な冥黒王」
何となく新しい冥黒王三幹部の力関係が見えた感じというか、もう最終回も近いのでそこら辺はテンポよくいこうぜというのはありますね。
ジェルマンがリーダー格で凶悪、女性的なガエリアは錬金術師の駆逐という目的は同じもあまり行動的でないという印象。ギギストは人間を「理解」しようとする欲・衝動の部分を他2人にバカにされており、実力も恐らく最弱なのでしょう。
グリオン様の直接のかたきもジェルマンであることから、アポロトスとの共闘のネタとしてもジェルマンの討伐が優先であり、冥獄王をチームとして見たときもガエリア・ギギストのそれぞれに「隙」がありますね。
ここに来てニジゴンが家出という、つい最近ホッパー1がやった失敗が繰り返される展開というのはうーんとは思いますが、ケミーがなまじ言葉が通じてしまうので言葉で静止できないものか?と思ってしまう一方、同じ様な困りごとはまさにライダーを視聴している子供の親が感じているものでしょうね。
子「なんで勝手に動いちゃうんだよ!」
親「いや、あんたも勝手に動き回って困ってるよ」
という感じですね。ある意味で反面教師として教育のネタにできるのではないでしょうか。
クロトーとラケシスのすれ違う姉妹愛の構図も分かりやすくなっていますし、それぞれの物語が終息に向かっている印象です。メインライダーであるはずのスパナがいまいち蚊帳の外な気もしますが。
爆上戦隊ブンブンジャー「バクアゲ16 ムラサキの始末屋」
待望の追加戦士!?という感じもないですね今年は。オレンジの加入がつい最近だったのもあって地続き感があります。
追加戦士にかなりの確率で入ってくるロン毛の兄ちゃんでした。個人的な好みでロン毛はタイプじゃないのですが、ジェラミーやジロウなど見た目が好みでも性格が残念な追加戦士も多いので。
焔先斗は、今回のみの印象では宝路タイプの落ち着いた実力者といった感じなので、ヒーローとしてはこちらの方が頼りがいがありますよね。相棒ロボを連れているというのも同じく年長者タイプの陣マサトを彷彿とさせます。
仲間にちょっかいを出されて不機嫌になっている大也も可愛かったですしね。
そして数回に渡って裏で暗躍していたキャノンボーグも顔見せ。なるほど追加戦士と同時に出てきて正面からのぶつかり合いに持ち込むんですねと。
先週のキー太郎と錠の悲しい映像をふんだんに回想に入れ込んでいましたが、本人は気づいていないようでしたね。「キー太郎をやったのはお前かー!」みたいなのがあっても良かったと思うのですが、あのワンエピソードをいつまでも引っ張るのも違うのかな。
今週は巨大戦はナシ(冒頭のレースシーンがその代わりだったのかな?)来週にバイオレットの新しい巨大ロボがお披露目って感じでしょうか。
コントローラーのボイスが全集中の呼吸をやり始めそうで気になります。