ガッチャードいい最終回でした。ガヴも楽しみ!
ウルトラマンアーク「第7話 満月の応え」
暑さでダレてる汗だくユウマが最高に可愛かったですね!しかしシュウのコーヒー関連のコメディシーンはやっぱりスベってると思います。
野良怪獣の生態に迫る展開は元々好きだったことに加え、SKIPの調査部隊という設定がこの手の話と相性がとても良いという気付きがありました。もっとこういうのをやって欲しいのですが、全体の配分を考えると減らされるんだろうなとは思います。
加えて、怪獣に付き従う人型の精霊というオカルト要素も。今回のストーリーではコミュニケーションが取れる彼女の存在があるからこそ話が運んだ感はありますが、体内に心臓が2つあるという時点で妊娠ではなく「心臓が複数ある生物」という方向に考えちゃうユウマ…ひょっとしてチェリーだったり!?
自分を犠牲に子供を出産する怪獣というハートフルなストーリーではありますが、その手段が「自爆してそのエネルギーを子供に与える」という人間社会にとっては迷惑千万なもの。アークのバリアがなかったら星元市は怪獣災害で滅んでいたわけですね。
最期のオチの「この情報を後世に伝えよう!」という持って行き方も良かったですね。古代~中世の記録はおとぎ話になってしまいがちですが、現代の「記録」がしっかり未来に伝わるのかどうかは未知数。興味深い考察です。
仮面ライダーガッチャード「最終話 キミと僕のCHEMY×STORY」
三姉妹のうち最後に残されたクロトーがちょっとやっつけ感があったこと(宝太郎との繋がりがそこまで濃くなかったので仕方ない部分はありますが)それでもクロトーの最期にけっこうな尺を使っていたので、スタッフの最後の優しさだったのかなとは思いますが。
ライダーを含む全ての人類が黄金にされてしまうもそこから逆転と駆け足展開ではありますが、絶望感が漂うまま何週もまたぐよりはスカッと終わって良かったのかなとも。そもそもグリオンがラスボスとしては信念も戦力も小物感があったので…。ミナト等との因縁は長年のものでしたが、冥黒王らに比べ威厳がないというか。
宝太郎の父については最後まで明かされませんでしたが、ミナトやデイブレイクなど役割が被るキャラクターが多いので「実は父も錬金術師でした」と後から出てきてもおめーの席ねーから状態だったのかもしれませんね。ここはライダーの計画性のないシリーズ構成(良く言えば「ライブ感」)の犠牲になった人物だったのかもしれません。
りんねやスパナの活躍が薄かったのは先週・先々週までに出番を作ったから仕方なかったのかなとは思いますが、後日談の「スパナの夢」が詳細に語られないまま終わってしまたのは消化不良。冬映画でやるつもりなんでしょうか。
最終回にして宝太郎をイケメン扱いしてくれる女性客が現れましたが、あの場面のキッチンいちのせの客は主題歌アーティストがカメオ出演してたそうですね。
ここまで重箱の隅な事ばかり書きましたが、ギギストがレジェンドコラボに絡む必要性がなかったという欠点以降は、縦軸を進めつつ「お当番回」の横軸もやるという一切の無駄のない構成で、詰め詰めでやった結果としてガッチャードらしい正統派でシンプルな最終回になったことは高評価なんです。
番組全体を通しても嫌な気持ちにさせられることがなく、楽しく視聴できた仮面ライダーでしたので、今後もこの方向性の作品が出てきてくれると個人的には非常に好みです。
爆上戦隊ブンブンジャー「バクアゲ26 宇宙の秘密」
ちょっと振り返りというか総集編な感じがありつつ、クルマ獣もトイレのやつの再生怪人というちょっとやる気のない回…と思わせつつ、色々と新たな展開が飛び出してきました。
先週から不穏だったISA本部の本部長、そして「大也の先生」として何度か登場した社長など、いわゆる「上級国民」がハシリアンとは別枠で陰謀を持っている(もしくはハシリアンと一体である)という雰囲気が出てきました。
ちょっとだけシャーシロのコメディシーンがありつつ、3rdラップの主軸となりそうな玄蕃に視線を誘導されていく感じでしたね。それはそれとして赤青のバディ変身はちょっとエモい絵面でした。