今年から春日部イオンシネマが上映館に加わったので鑑賞しやすくなりました。ンコソパ新都心か菖蒲町まで行くのはちょっと辛かったので。
キングオージャーVSドンブラザーズ
いつものヒトツ鬼に宿られやすい体質のおじさんにはじまり、ドンブラメンバー、ゼンカイザーブラック、最後にはソノイも登場し、滅茶苦茶なのに最後はホロっとさせるというドンブラ風味が強めの一本でした。
舞台のほとんどはチキューとハーカバーカだったのにドンブラの味が濃すぎるのよ。
なんとなくうまい具合にそれぞれに意見の相違が生まれてvsの構図に持って行ったのは良かったですが、自分できび団子を詰まらせたギラが「あなたのせいで死んだ」と言ったのはちょっと違うよな。「団子はよく噛んで食え」と言い放ったタロウが正しいです。
まあ個人的なハイライトはカグラギと相撲を取った時のジロウの上裸ですかね。
キングオージャーVSキョウリュウジャー
キングオージャー本編で散りばめられていた今回の映画への伏線が回収されていく形になっていましたが、いわゆる歴史改変のストーリーを1時間弱の尺に詰め込んでいたために駆け足感がったことと、テレビシリーズが美しく完結したキングオージャー側にしてみるとストーリーへの蛇足感がありましたね。
キョウリュウジャーコラボの為にキングオージャーが犠牲になったのだ…という感じすらしました。
久々に勢ぞろいしたキョウリュウメンバー、特にスケジュールを抑えるのが難しかったであろう竜星涼・飯豊まりえ、既に芸能界を引退している今野鮎莉の特別出演など「よくぞやってくれました!」というメタ事情はあったものの、だからこそもうちょっとリスペクトを持って作って欲しかったなというのがあります。
また、空蝉丸が全部悪い!みたいなギャグ的なオチになっていましたが、そもそも戦国時代の武士である彼にタイムパラドックスに注意をした行動をしろというのは酷ですし、フランクに時間移動ができてしまうキョウリュウジャー側の装備に危険性があると思うんですね。そこら辺はやよいが注意しろよと思いました。
ただ、終始プリンスが可愛くてアクションがかっこよくてそれで1時間見ていられました。