感動的な話が多い週でした。
ウルトラマンブレーザー「第12話 いくぞブレーザー!」
思ってたよりは謎が明かされないままブレーザーとゲントが和解。1話以前の時間軸でゲントとブレーザーに繋がりがあった(災害現場で接触していた?)ようですが、ここら辺はシーンが抽象的過ぎて完全に理解できない感じでした。
防衛隊上層部はけっこう当たりが強かったですが、怪獣が倒されたときは「良かった良かった」みたいな感じでしたね。
トリガー・デッカーと「ウルトラマンありがとう」みたいな雰囲気だったので、ウルトラマンが信用置けない未知の宇宙人というのは新しい切り口で良いと思うのですが、あんまりギスギスし過ぎるのも視聴感が悪くなるのでバランスですかね。
スカード・以前の隊・ブレーザーと全方位から「無茶しないでください」扱いのゲント隊長というのも微笑ましい光景ではありました。
仮面ライダーガッチャード「第5話 燃えよ!斗え!レスラーG!」
何だろう!この一話完結の通常回みたいな感じとっても懐かしい!と思いましたが、昨年のギーツは数週間で1エピソードをやる構成だったので無理もないですね。
ガッチャードはもう何年もやってないヒーロー番組の基本フォーマットを踏襲していて見やすさがあります。戦隊の方が型を外してきているので、余計にオーソドックスさが心地良い。好き嫌いがあると思いますが僕は好きです。
今週はプロレスジムにケミーが紛れ込むも、ジム会長と意気投合して「ケミーと人間の共存」という可能性を見せてきたという感じでしょうか。ただ今週を見逃しても年間通しては絶対に影響がない「捨て回」でもありましたね。
別れのシーンでレスラーGが悲しそうだったのは、単純ですがちょっとウルっと来ちゃいました。
腰をやっちゃった宝太郎に湿布を貼るシーンでちょっとお尻まで見えそうだったのはごちそうさまでした。一回負けて特訓する流れは基本的でいいんですが、効果音が派手過ぎて何度も腰が砕けてそうだったのはちょっとギャグでしたね。
王様戦隊キングオージャー「第31話 二千年の愛」
今回は側近や国民がほとんど登場せず、王様の6人のみで話が進む舞台的な構成でしたね。
ダグデド(とギラ)を騙しつつ、先週までに悪化したバグナラクとジェラミーの汚名を挽回し、マスメディアでダグデドの存在を白日の下に晒してチキュー全体の敵として公表する…という流れでここまでの絶望感を払拭しました。
当のダグデドも「つまらん!つまらん!」と激高していたあたり、かなり効果があったと思っていいんでしょうね。
リタまわりのギャグが強烈だった(もっふんの声優フォーツカ・フォーチュンとか)のに対して、ヤンマは偽装工作とはいえジェラミーとタイマンとかっこいい方面に振ってもらえましたね。
ジェラミーの母・ネフィラが回想も含めてハイスペックとかっこよさが振り切ってましたね。グローディに蘇生させられながらもキングオージャーに撃破されますが、必殺技や爆発を無音で表現し、その死を王様戦隊全体で弔っていたような表現は良かったです。
と、ダグデドにチキューから飛ばされた6人は、なぜかキョウリュウジャーの世界(トピア?)に移動。ここから謎のキョウリュウジャーコラボ回になるようです。キュウレンジャーの時もマルチバースを移動するような表現でしたし、異世界設定の戦隊はこうせざるを得ないですね。