年末恒例のライダーの映画があるのですが、今回はセイバーやリバイスというよりライダーシリーズ全体の映画という感じのようですね。というか全体映画やり過ぎじゃないですか?
ウルトラマントリガー「第19話 救世主の資格」
先週からのフリでレギュラー全員に精神攻撃を仕掛けていた炎魔戦士キリエロイドは今週で退治されましたが、え?これだけ?
なんか「大いなる力」をユナに与える与えないみたいな話をしていて、それが重要な伏線なのかただのハッタリだったのかも分からず、ふわふわしたまま2週またぎの話が終わってしまいました。
闇の巨人もまんまと仲間割れして地球でケンカして大迷惑という感じでしたが、脳筋&ユナに恋しちゃうコメディ枠と思われたダーゴンが一番まともですね。
ケンゴがカルミナの心に触れた描写がちょっと重要なのかな?ごちゃついてて何が大事な情報なのかいまいち伝わってこないのがトリガーの番組全体を通しての悪いところですね。
仮面ライダーリバイス「第12話 弱さは強さ!?無敵のジャンヌ!」
先週に引き続きさくらの変身。自分の弱さと向き合うことで強さを身に着けるという流れで、参戦絶対反対の大二に対して、一輝は変身への努力を応援するという…父母が子供に対する接し方を使い分けるときの対応のようでした。
さくらの中の悪魔はさくらの弱さの象徴ということで、モチーフとなっているコブラを太らせたような何とも可愛い着ぐるみキャラ・ラブコフでした。普通にデッドマンズにボコボコに殴られてる姿にはつい吹き出してしまい、バイスが懸念するように人気が出そうです。
変身祝いのご入浴はナシでしたか…。
ヒロミが戦闘前にふと「俺は子供の頃いじめられっこだったが、待っていてもヒーローは来なかったから自分がヒーローになった」と告白し始めて大二に「は?」みたいな反応をされていましたが、カゲロウ回での脳内の号泣といい、ヒロミが雑に掘り下げられてるなという印象。
「これで掘り下げノルマ終わりましたんで」みたいな感じでクリスマスに殺さないでくださいよ…頼みます…。
機界戦隊ゼンカイジャー「第37カイ! 恨みダイコン、根が深い!」
「大根は捨てる所がない」から転じて、人間に捨てられたゴミを操って仕返しさせる能力を持つダイコンワルド…っていくらなんでもトンチキが過ぎる。
そのゴミを呼び寄せる能力を逆手に取り、小さな女の子が捨ててしまった人形を取り戻す計画を立てるマジーヌとフリント…という女性キャラがタッグを組む回という要素もありました。
掃除にまつわる話なのに完全に蚊帳の外にされたブルーンよ。
街の人がゴミに襲われるシーンで、廃車にしたワゴンに追いかけられる人は普通に命の危険がありましたが、マジックペンを捨てた男性がなぜか服を脱がされて素肌に落書きされるという謎のセクシーシーンが…。