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リタ様最高

ここ最近はギーツもキングオージャーもどちらも面白いのでとても幸せな日曜日を過ごせています。

 

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仮面ライダーギーツ「29話 慟哭Ⅴ:サプライズ!闘牛ゲーム♡」

今週の景和。英寿の転生についてはあまり驚いておらず「英寿は英寿だろ?」とイケメン発言。変身前の壁蹴りリアクションで魅せるもののあっさり敗北・投獄。以上、おつかれさまでした。

先週までは英寿とジーンのエピソードが中心でしたが、今週からは祢音とキューンが中心になっていくようです。祢音パパに何か秘密がありそうではありましたが、祢音自身が死亡した「あかり」の代わりに創世の女神に作られた架空の娘というのは予想できませんでした。

というかこの「あかり」が今週になって無から現れた人物なので無理もないですが。普段はヒステリックな印象の祢音ママの、あかり幼少期の穏やかな表情と、娘を亡くした絶望の演技が胸を打ちましたね。あの心配性は深層心理にあの記憶があってのことだというのも納得です。

オーディエンスが急に手のひら返ししたのはいまいち理解できなかったのですが、要は生の人間のリアリティショーを見たいのに、歴史上に存在しないオリジナルキャラクターが出張るのはウザいという、大河ドラマでもよくある批判ということですね。

ここで世界中が敵のような状況になった祢音をキューンは救えるのか!?という展開になっていくようなのですが、え?おめぇそんなカッコいい役回りだったのかよと。確かに演者はめちゃくちゃ美形なのですが、ここまでの描き方があまりにダサかったのでギャップを見せて欲しいところですね。

 

王様戦隊キングオージャー「第5話 冬の王来たる」

発表時からザワザワしていたリタですが、大方の期待のそれ以上を記録してきたナイスキャラでしたね。

冒頭の変身からのバトルが滅茶苦茶強くてカッコよく、そこからCMが明けたかと思ったら自室でぬいぐるみのもっくんに愚痴りまくるというOLのようなストレス解消方法。

裁判シーンではオタクにとって分かりやすい敵である転売ヤーに「マイナス10度の檻で半年」を申し渡しながらも、もっくんには「半年しかぶち込めなかった」と愚痴。これは転売ヤー許すまじという視聴者の共感を呼ぶと当時に、判決には絶対に私情を持ち込まないという彼女の清廉潔白さも表現している絶妙なエピソードでした。

ギラについては(面倒くさいので)さっさと有罪にしたいところを、調べれば調べるほど無罪に近づいていく(ラクレスの意向にも反するのでより面倒くさい)という彼女の気苦労が垣間見えるとともに、食事の際にはハイネックを下すのではなく箸や団子を上から差し込むというこれまた彼女のクセ強な一面を見せてくれます。

変身時には「封印していた左目」を開放するという厨二ぶりと、フルコース過ぎました。

結果的にギラはゴッシュダムの王子であり、ラクレスの実弟であることが判明。剣やシュゴットについても王家の資格者が使っただけなので問題ないと、5話にしてそこまで暴いちゃうんだ!?というスピード感が嬉しいところ。こういうのあんまり引っ張っても冷めますからね。

結果的にカグラギの思惑がほとんど実現したうえ、彼はラクレスにも恩を売っているので、やはりカグラギの曲者ぶりが際立つオチでした。