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たまには真面目に特撮考察

今週はちょっと落ち着いていました。いや、2作品とも内容的にはめちゃくちゃ盛り上がっていたのですが、個人的にそこまでではなかったというか。

 

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仮面ライダーギーツ「30話 慟哭Ⅵ:手紙の中の王子様」

祢音に対するベロパの揺さぶりに憤る英寿と、彼女を身勝手に「デザイン」した父・光聖に怒るキューンと、怒るイケメンたちがストーリーを動かしていましたね(いやいや今回は祢音回ですよ)

先週まで祢音パパは後付けで作り出したとはいえ祢音には愛情があるものだとばかり思っていましたが、どちらかというと未来人とのコネクション作りに彼女を利用していた向きが強いですね。どちらかによって彼の評価が変わるので、実際どうなのかは気になるところです。

祢音の危機に駆け付けるキューン王子ですが、「本当の気持ちを話せない」ということから持参の手紙を朗読し始めるという…彼らしいと言えばらしいですが、ダサ。その手紙を投げ出して自分の気持ちを語ることで祢音も奮起しますが、そもそも初期設定がダサかったのでこうするしかなかったキューンが気の毒です。

英寿は祢音たちに邪魔が入らないようにベロパの軍勢を退けるという見せ場がありましたが、景和はずっと牢屋の中でサブキャラに収まってしまいました。

 

王様戦隊キングオージャー「第6話 王子の帰還」

5国を一周してゴッシュダムに舞台が戻りましたが、いよいよラクレスの野望が表面化してくる雰囲気があります。

合体ロボ・キングオージャーの胸部はギラの相棒・クワゴンが収まっていましたが、銀の戦士に王凱武装することができるラクレスが銀のクワガタを使役し、キングオージャーの合体権を奪っているようです。

ここからラクレスの身の振り方が分岐してくるところですが、今回はこちらの考察が深まってしまってあまりイケメン萌えをしている暇がありませんでした。

ラクレスは実はいい王で味方になるパターン

まずは悪ぶってるよう見えて実は善人で、追加戦士として戦隊に加わるパターン。ギラが「邪悪の王」を名乗ってしまう「癖」があるので、実兄のラクレスも同じでした…というオチは最近のニチアサならやりかねないですし、味方になった途端にギャグキャラになりそう。

ただ、申し訳ないですけどラクレス役の矢野さんは31歳といささか歳が行き過ぎていて(雉野は32歳でしたが)例年の追加戦士枠は後輩的なキャラが加わることが多い(宝路は精神はオッサンだったものの肉体は高校生当時から変化なし)など、このまま追加戦士に収まってしまうとフレッシュさに欠けてしまうしワクワク感が少ない。

味方になるとしても、司令官ポジションやいざという時の助っ人という枠の方が適当に思います。

別で若い追加戦士が来るとすると、ギラやクワゴンはそちらと合体するようになると思うので、空白になった元祖キングオージャーの胸部パーツをラクレスが引き受けるような感じになるのかなと。

ラクレスが本格的に敵対勢力になるパターン

別の可能性として、やはりラクレスとバグナラクが通じており、ラクレス(及びゴッシュダム国)が完全に敵側に回ってしまうパターンです。

今回のカメジムが、各王に向けて秘宝であるサソリのシュゴッドソウルをちらつかせ、あまつさえそのままギラに奪われてしまうという失態があまりにもあっさりし過ぎていたので、これもラクレスとカメジムの企みの一環だったのでは?という勘ぐりがあります。

そもそもシュゴッドソウルは戦場に持ってこなければいいわけで。

ラクレスの誘導でギラへの国民の支持がなくなる流れも、あまりに取り返しがつかなくて「悪ぶってる」では済まされないし、ここままラクレスの先導でゴッシュダム対4王国という構図が出来上がるのも想像に難くないですしね。

また、ストーリー的にもせっかく「国」という概念があるので、国同士の対立が深まる冷戦状態(さすがに人間同士のガチ戦争はまずいしバグナラクという共通の敵はいる)を描くという流れも十分に考えられますね。世界情勢的にも「戦争が起こり、それを解決する」というのは子供番組としてもアリなメッセージかと。