sageてからのageて

開業、特撮、投資、節約、ガジェット、クレジットカード、ゲーム、ゲイ

MENU


シン・仮面ライダー

先週に時間が取れたので、比較的早めに鑑賞できました。

 

www.shin-kamen-rider.jp

 

 

僕と仮面ライダー

今でこそ令和ライダーを(イケメン目的で)毎週見ている僕ですが、実は仮面ライダーについてはあまり馴染みがなかったりします。

世代的には昭和最後のライダー(実は平成元年に掛かっている)ブラックの直撃だったはずなのですが、いや実際に視聴していたのですが、内容はほとんど覚えていません。

平成ライダーについても話題になった電王を途中から観ていた以外は触れておらず、続けて視聴するようになったのは鎧武以降です。

世代の話をすると、とんねるずがやっていたパロディコントの「仮面ノリダー」の方が楽しく観ていたしよく覚えています。

その前後でウルトラマンリバイバルブームが来ていたのもあり、藤岡弘の初代ライダーの再放送がされていたので初代の最初の方は視聴経験がありますが、その再放送も2号が出て来るところまでは到達しなかったと記憶しています。

そんなこんなで仮面ライダーについてはにわかなのですが、庵野監督のインタビュー記事で「中学生になったこともあってV3の途中で見るのを止めた」とあったので、なんだ庵野監督も似たようなもんじゃん!とホッとしました。

 

シン・仮面ライダーの感想

血しぶきが出たり、男女の関係を匂わせる描写があるなどPG-12指定はざらではなく、基本的に大人が見る映画かなという感想です。

戦闘シーンになった途端にお馴染みのBGMが流れ、昭和特撮のチープ感がある映像をわざわざCGで再現(シンウルにも通じるところが)敵側のオーグが凄惨なやられ方をする辺りは半分ギャグのようでもありました。

戦闘シーンのグロさについては作中の本郷猛が一番参っているというのがなかなかうまいですね。

短い尺の中で多数のオーグが登場して連続テレビドラマに近づけていた手腕もさすがでした。方々で指摘されている通りダイジェスト感はありましたが、僕はこの「そうそう仮面ライダーは毎週やる番組なんだよ」という雰囲気を再現してくれた点を評価したいです。

最終的に一文字隼人かっけーな!となってさわやかに終わっていくまとめも良く、ところどころ気になる部分はあるものの満足感の高い映画だったと思います。

ショッカーの首領は人間のまま死んでいるので明確な終わりはなく、残党オーグとの闘いは続く!といった締めでテレビシリーズの途中だけ抜いて観ている印象です。ここら辺も先述の庵野監督がV3の途中でやめたという視聴体験が反映されてるのかもなとか。

あと、滅茶苦茶バイクが出て来るのもこだわりを感じました。

主演の池松壮亮くんは俳優の中でもイケメンアイドルみたいな雰囲気が少ないのでそういう楽しみ方はないかな?と思いましたが、タンクトップ姿になってくれたのでありがとうです。こちとら「DIVE!」で競泳パンツ姿の美少年だったときから拝見してますからね。

 

 

下衆の勘繰り

シン仮面ライダーを観ました。簡単に感想を書くかもしれません。

 

www.sage0121.com

 

 

仮面ライダーギーツ「28話 慟哭Ⅳ:絆のレーザーブースト!」

当ブログで先週指摘したジーンのケガは作中でも言及がありましたね。英寿が「あんたもケガするんだな」と視聴者目線でツッコミを入れましたが、ジーンなりにその時代の摂理に合わせて肉体の耐久性を合わせてきたという話のようです。

これがしっかりと伏線になっていて、未来人が本来は感じない「死の恐怖」や大切な人・時間を失う苦しみをジーン自身が強く実感し、ギーツのパワーアップやジーンの成長という今週の展開に繋がっていく形でした。

正直、ここ数年のライダーは「ノリ」で構成が滅茶苦茶になっているきらいがあったので、先週のジーンのケガもあまりちゃんと考えてないんじゃないかなと勘ぐっていました。ここまで丁寧に回収してきたのに感心したと共に、ライダー制作陣を信じていなかった自分の考えを改めたところです。

メタ的には春から大学生になり他局のレギュラー出演も始まる鈴木福さんの退場という計算も含めての展開だったのでしょうが、英寿とジーンのデュエットソングが流れたり、ジーンの決めポーズやエピソード的な盛り上がりもあって良い中締めになっていましたね。

先週に引き続き景和の素面アクションもかっこ良かったですし、ベロパが実は350歳という面白設定も明かされて楽しめました。

 

王様戦隊キングオージャー「第4話 殿のオモテなし」

ヤンマ・ヒメノと表裏のない良王が続きましたが、今週のカグラギは腹に一物ある感じです。

とはいえ、それは子供番組の登場人物としては真っ直ぐさに欠けるなぁというお話。大河ドラマなどを常々併せ観ている大人の身としては、こういう策略に長けた武将みたいな王様は頼もしいし素敵だなと思ってしまいます。

「テッペン」「わがまま」「子供の未来」と、3人それぞれに引っ掛かりがあるワードで懐柔してくる感じもたまりませんし、劇中でヤンマが指摘した通り、結果的に自国のダメージがほぼない状態でバグナラクを追い返してしまいました。

しかしバグナラクの影が薄過ぎますね。当面の宿敵がラクレスになってしまっているので仕方がないですが、次週のゴッカン裁判でギラの立場に一応の決着がついてバグナラクとの対決にシフトしてくれればいいのですが。

全体的に面白いのですが、3話くらいからシーンの繋がりが突拍子ない印象がたびたびあるのが気になります。今週も合体状態でカブタンに吹っ飛ばされたと思ったら次のシーンではヤンマやヒメノは無事にトウフの領内を旅してますし、画面の華やかさで誤魔化されてる感もあります。

キラメイジャーのコロナ特別編成の時に、けっこう重要な会話をあっさりカットしている裏側が垣間見えてしまいましたので、キングオージャーも本来の脚本からかなり端折られている箇所があるのかな?と勘ぐってしまいます。

 

 

景和ちゃんかっこいー!

シン仮いきてぇ…。

 

www.sage0121.com

 

 

仮面ライダーギーツ「27話 慟哭Ⅲ:たのしい戦国ゲーム♡」

英寿の正体は大方の予想通りというか、DGPの記憶を留めながら何度も輪廻転生を繰り返しているという、いわゆる「転生モノ主人公」のノリですね。

ただ今週は、高度に文明が発達した未来人なのに何かとアナログな所が気になりました。

  • そもそも高度な科学力を持つ未来人という設定に対して輪廻転生というオカルト
  • 他人の指紋を簡単にコピーできるなら指紋認証自体が低セキュリティでは?
  • ジーンさん普通に怪我しちゃうの?
  • キューンさんのイヤホンめっちゃ現行機

輪廻転生については、未来人は肉体を捨てて意識だけの存在になっている可能性がある(肉体を簡単に「デザインできる」という発言から)ので、逆に魂だの輪廻転生だのの概念は現実感があるというか身近になっているかもとは思いますが。

キューンのイヤホンは、まああまり奇抜なデザインで視聴者にイヤホンであることが伝わらなかったら本末転倒ですし、訪れている時代の工業デザインに合わせたものを使っている(現代人のアンティーク趣味みたいなもの)という解釈もできます。

ただ指紋認証ジーンの怪我はちょっと苦しいのではと。指紋のくだりについては、アニメの「PSYCHO-PASS」を見ていた大きいお友達は「指をちょん切るのかもね」とよぎるのですが、さすがに朝の番組でそれはムリでしょう。

それよりも今週は景和の素面アクションですよ!一部に顔がしっかり見えている状態でバク宙しているカットなどがあり「スタントじゃないの!?」と驚いたのですが、佐藤瑠雅くんのSNSや公式サイトを見る限り、かなりの部分がご本人のアクションだったみたいですね!

刀の逆手持ちもカッコ良かったし、ここに来て景和に惚れ直しました!冴えない就活生だったはずなのにすっかりヒーローらしくなって…。

 

王様戦隊キングオージャー「第3話 我がままを捧ぐ」

ヒメノ・ランが治めるイシュバーナ国のエピソード。ンコソパとトウフは普通の街中でロケができそうですが、シュゴッダムとイシュバーナは洋風の建物があるロケ地(イバランドとハウステンボス?)で固定になりそうですね。

前回はギラがヤンマを理解するまで時間がかかっていましたが、今回は比較的早期にヒメノの真意を掴んでいた節があります。ヒメノについてもギラが「いいとこの出」であることに感づいたような。

それにしてもギラは行く先々の国で子供に懐かれていますね。幼児ってああいうイケメンのお兄ちゃんに懐きがちだから「あるあるー」となりますし、ギラの人の好さが伝わり、子供→ギラの会話で各国や各王の情報が自然に伝わってくるという、いくつもの効果をもたらす設定です。

ヤンマが「ヒメノちゃ~ん」と女子にメロメロなのと、それをギラに突っ込まれると「ちげーし!」となるお手本のような純情ヤンキーで大変美味でした。ヤンマの内心はヒメノにも筒抜けのようで、色仕掛けの話で「何も仕掛けてないけど」とそっけないのも〇。

子供の障害で補助金を貰う親というのはなかなかヘビーな設定ですが、そこはヒーロー番組。親父が心を入れ替えるという(現実ではそううまくいかない)人情噺でまとめていましたね。

今週の怪人はフンコロガシでしたが、逆立ちするフンコロガシの尻側に顔を持ってくるというデザインはなかなか良かったんじゃないですかね。しかしバグナラクの本拠地、常に怪人同士がケンカしてて治安悪いですし、無駄に消耗し過ぎじゃないですか。虫の集まりってそんなものといえばそれまでですが。

 

 

セクシーヤンキーサンキュー

そうこうしているうちに今週末にはシン・仮面ライダーという…。

 

www.sage0121.com

 

 

仮面ライダーギーツ「26話 慟哭Ⅱ:真紅のブースト!」

唐突感のある英寿のパワーアップでしたが、今回一気にかなった4つの願いはすべて表記違いの「エース」なのと、「自分が生まれ変わったときに~」という条件が付けられている辺り、ご都合主義のパワーアップではありましたが今後の伏線でもあるようです。

ライダーとしてはいまいちだった景和と祢音でしたが、子供たちのためにお祭りを手伝いつつ一般人を守るという裏方に徹していました。(スケジュールの都合だとは思いますが)祢音のSPが一人しか居なかったのが少し気になりました。

英寿って何かと子供と絡むことが多いですね。性格に難ありで主人公としていまいち感情移入ができないのですが、こういうところで子供向けヒーローとしてバランスを取っていくのは必要ですね。

先週からメインストリームに絡みまくっていた道長の親友・透(の姿と記憶をなぞっているジャマト)はギーツ強化のサンドバッグとして今回で退場でした。貴重なイケメン少年枠だったのに残念!

道長は透との思い出に陶酔していると思われましたが、実際には亡くなった透とジャマトは別物として扱っており、あくまで英寿打倒の駒の一つとして考えていたようです。

いや、このまま雉野みたいにジャマト透にハマってしまう道長もそれはそれで美味しそうでしたが、彼は「仮面ライダーをぶっ潰す」敵役としてブレないということでしょう。

 

王様戦隊キングオージャー「第2話 誰がための王」

大方の予想通り、5話までは各国を回りつつそれぞれの王様が紹介されていく形式のようですね。5人揃うまではオープニング映像もなさそう。

個人的にリーゼント変形学生服があまり良いと思わないので、どんなイケメンでもその格好のキャラだと「いや普通の服と髪形の方がいいのに」と思っちゃうんですよね。フォーゼなんかその典型なわけですが。今日俺や東リベの影響かヤンキーが面白カッコいいみたいになっているので、その流行りに乗っているんでしょうが。

ンコソパ国の王(総長)ヤンマ・ガストもそんなキャラ造形ですが、後ろ姿の時に映ったうなじがセクシーだったのでそこはリーゼントの副産物ですね。しかも羽織ったジャケットの下がノースリーブで、筋張った腕や腋毛もお目見えしていて、2話にして掴まれてしまいました!

キングオージャーの場合は他メンバーのコスプレ感も強いので、リーゼントにそこまで違和感がないのは救いでしょうか。

ヤンマについては内面のカッコ良さも強調されており(ヤンキーの)若者の支持率は圧倒的って感じですね。貧しい生まれから這い上がった的な事を言っていましたが、専制君主制のようなシュゴッダムからするとどうなってるの?となりますが、現代で言うとベンチャー社長・昔の戦国時代のように「力ある若者リーダーに付いていく」という世界観と捉えればあり得なくはないのかなと。

まー、そういう細けえことはいいんだよという話かもしれませんが。

「スカポンタヌキ」「タコメンチ」など謎センスの罵倒がヤンマの口を突いてきますが、これは本物の悪口が子供に移らないようにする工夫とのことで、なるほどと。古くはドロンジョ役の小原乃梨子さんが、台本に「バカ」と書いてあるのが子供に良くないと考えて「スカポンタン」に変更したというエピソードを思い出しました。

ヤンキー総長に付いてくる舎弟感のあるシオカラもいかにも!って感じで期待が持てるキャラですね。役者さんの実年齢は31歳だそうですが、少年感が強いです。逆に本物の美少年を使ってしまうと生々しくなるので、絶妙な配役なのかも。

ギラはヤンマの完璧さの陰に隠れてしまったというか、シュゴッダム貧民層の狭い価値観でしていた発言がことごとく的を射てないという感じでした。意図としては王様の勉強期間ということなんだと思いますが、ハズレばかり言ってる新人みたいに見えてしまうのは良くないですね。しかし初対面のンコソパの子供をさっそく肩車していたのはキュートでした。

 

 

映画2本「エゴイスト」「ウルトラマンデッカー」

3月初旬に映画を2本観ました。どちらも終了間際のギリギリになってしまい、特にエゴイストはもうちょっと計画的にチケットを用意すれば安かったのに終演日に定価で駆け込んでしまいました。

 

 

エゴイスト

egoist-movie.com

ゲイを扱った映画は以前はつぶさにチェックして当ブログでも映画評を書いていたのですが、店を始めたこともありエゴイストは観劇を見送っていました。

知り合いから行くよ!という話を聞いて触発された格好です。

会社員ゲイとウリ専ボーイが出会い、ウリをやめて昼職で働くもうまくいかず、支援する年上彼氏の方も経済的に厳しくなっていく…という流れは男女の恋愛映画ではあまり見られないのでゲイを活かした設定ではあるんでしょうか?

男女であんまり会社員と風俗嬢のガチ恋愛とかやんないですもんね。やるとしてもコメディ調になりそう。

濡れ場は前半に集中していて、鈴木亮平宮沢氷魚の美しい絡みはいい眺めでした。初回のセックス亮平がウケか!という意外性も。ただ、後半からは親の介護や貧困の話が中心になって社会派みたいになっていくのですが。

構成として途中から「俺は何を見せられてるんだ?」というのもありますし、演出として手ブレが目立つので画面酔いしたという意見も見られました。酔いについては僕は平気でしたが。

亮平がいわゆる「二丁目にどっぷり」タイプかつファッションセンスに長けて仕事にしているというゲイで、まあそういうゲイもいるんで嘘ではないんですけど、ステレオタイプの貧困なゲイのイメージだなと。

また、途中で死があるのですが、ゲイの話って誰か死なないとあかんのか?というのもちょっと不満です。今作では死因が性病ではないのでまだマシですが。

登場人物の情や優しさというのはあるので「愛を描いている!」と言われれば確かにそうなのですが、僕は色々気になってあまり感動しなかったというのが正直な感想です。

 

ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…

m-78.jp

ウルトラマンデッカーの完結編です。テレビシリーズのラストシーンで変身能力を失っているので、主人公カナタは基本的にメカと己の肉体のみで戦う素面アクションが多めでした。

その代わりなのかダイナから光の力を授かっている善良な宇宙人・ウルトラマンディナスが登場するのですが、変身前が心優しい女性かつウルトラマンディナス自身もあんまり強くないので常時ハラハラさせられる感じでしたね。

というわけで、カナタ・リュウモン・イチカ中心の人間ドラマに重点が置かれる感じになっていて、僕は別に良かったんですが、周囲の席の子供達からは飽きてる感じがビンビンに伝わってきました。

今までのあらすじに地味な単発エピソードだったグレゴール人グレースの振り返りをわざわざ入れたのはそういうことなのねとか、最後にディナスまでTPUの仕事仲間になっちゃってるのはアガムスでやり残したことの回収なのかなとか、エモシーンも多々。

また、テレビシリーズでは地球が封鎖状態だったため、いわゆる「侵略宇宙人」が出しづらい(というか出ない)という作劇の制約があったのですが、そのうっ憤を晴らすかのように今回は侵略宇宙人連合が攻めてきましたね。特にゴドラ星人の扱いの悪さはカワイソスでした。

ドラマとして、ウルトラマンデッカーの完結ストーリーとしては悪くなかったのですが、とにかくデッカーが出て来るまでが長過ぎましたね。デッカーの活躍を見たい子供にとっては退屈な映画になってしまったのではないでしょうか。

バイスも同じ問題を抱えていましたが、今どき後継シリーズへの客演は必ず起こるので、変身能力を失う展開はやめておいた方が良いかと。今作のように作劇上の制約や、復活させる時の説明や言い訳じみたストーリーに尺を取られてしまいます。メタ的には「どうせ後で復活するんでしょ」と冷めて見てしまうというのもあります。

ただ、人間として思い悩むカナタやリュウモンにはキュンキュンしたので僕は楽しめました。

また、たまたま滑り込んだ回が「グリーティング上映」というもので、映画の終了後にデッカーが司会のお姉さんを伴って登場。ポーズ写真のミニ撮影会とお見送りをしてもらえるという大変お得な回でした(料金は通常上映と同額)

あくまで子供が主役のイベントなのでデッカーへの絡みは最小限に留めましたが、TPUの敬礼をしたら返してくれたのはさすがでした!

 

 

キングオージャーはじまる

キングオージャー期待が持てそうです。

 

www.sage0121.com

 

 

仮面ライダーギーツ「25話 慟哭Ⅰ:ジャマトグランプリ♡」

OPの各キャラのカットがジャマトサイド優先になり、DGPサイドはサポーターと並び立つという構図になっていました。景和はカエルの置物を抱っこしてるだけだし、祢音に至っては背景に手紙が舞ってるだけでしたが…。

前々からイケメンくんで注目していた道長の親友・透が(ジャマトの擬態という形ですが)レギュラー参戦してきたのはうれしい誤算。というか道長・透の会話シーンは今まで道長の心象世界という描写で、今回もそうなのかと思ったら実体だった!という二重の驚きがありました。

GDPサイドは願いの話がなくなって急に普通のヒーローになってしまいましたね。引き続きニラムやチラミは胡散臭いですが。

謎の多かった祢音パパですが、未来人ではなく現代人で以前にGDPで優勝経験がある模様(祢音の存在自体が「願い」の産物?)秘密を知っている繋がりで現代におけるいくつかの便宜を運営側に提供しているという感じでしょうか?政府やマスコミを黙らせてるっぽいですし。

祢音につっかかるキューン…公式の補足では内心では一緒に祭りに行きたかったとか。え。キモ。精神的にも上位存在であるはずの未来人なのに不器用過ぎませんかね。

 

王様戦隊キングオージャー「第1話 我は王なり」

初回はCGを大量に使いつつ、NHK大河ドラマでも使用されているLEDスクリーンで「動く背景」をその場で合成するという撮影方法も使われているようです。

予算大丈夫?と思いましたが、同じ感想がセイバーの1話でも出ていたんですよね。実際には後々普通に市街地でのロケに切り替わっていきましたし。キングオージャーも2話予告からさっそく「親の顔より見た」さいたま新都心ロケになっていました。

初回は大量の登場人物を見せていかなければいけないので一人一人が薄くなりがちですが、各国の王や側近の濃いキャラが一言二言のセリフでうまく表現されていていい感じでした。ンコソパの側近のオイラ呼びの子が要チェックですかね。

中でも主人公格のギラが能力を得るまでの描写が中心でした。

公式サイトの補足を読む限り、子供相手のごっこ遊びで悪役をやっていた流れで魔王な言動が身についてしまった感じのようですが、その説明がないと普通に魔王キャラでしかないですよね。数年前のライダーにもそんな人がいたわけですし。

予告でオラオラな印象があってこれはこれで可愛いかなと思ったのですが、実際のギラのパーソナリティはちょっと違うみたいですね。2話以降の様子を見ないとキャラがつかめない感じです。もちろん見た目は好みなのですが。

1話でストーリーを動かしたヤンマが2話でもギラを助けて活躍するようなので、まずはこの2人の動向を見守りたいところ。

もう一人の男子キャラであるカグラギは木村昴感が強く、木村氏の人気を受けてカグラギのキャラ構築をしたんじゃないかと疑っています。細身が多い戦隊イケメンとしては珍しいタイプですが、こういうのもアリじゃないかと。むしろSNSで明確に「カグラギが好み」という意見をいくつか見ましたよ。

女子2人はコスプレ感というかアニメっぽいにも程がありますが、わがまま姫と思わせてちゃんと一般市民を守るヒメノや、口元隠し片目隠し忍者というオタクが大好物な見た目のリタと、女子メンバーも嫌いな人いないんじゃない?という第一印象です。

 

 

ドンブラザーズ最終回

いい最終回だった。

 

www.sage0121.com

 

 

仮面ライダーギーツ「24話 乖離SP:緊急特番!デザグラのすべて!」

平たく言うと総集編なのですが、先週のベロパの大爆破攻撃を受けて無事だったキャラクターのその後と、リアリティショーという体裁をうまいこと使った「緊急特番」という趣向でした。

ケケラに「ビビってないし!」とテンプレの強がりをやった景和も可愛かったですね。

今週のハイライトは景和と祢音のスポンサーが素顔を現したことくらいでしょうか。景和のスポンサー・ケケラは意外性のない普通にかっこいいおじさん。祢音の方は実はパパなんじゃないかと思ったら先週登場した謎のイケメン・キューンでした。

巷ではキューンが「キモい」「残念なイケメン」ともっぱらの評判のようです。

ケケラの「人間のデザインもいいだろう?」という引っ掛かりのある言い回しが伏線になっているようです。やはり未来人は文明レベルが上がって生身の肉体を捨てている存在っぽいですね。

 

暴太郎戦隊ドンブラザーズ「ドン最終話 えんができたな」

色々と伏線を回収してきましたが、最終回のメインは役割を終えて記憶がリセットされてしまうタロウと仲間たちとの別れという、今までのコメディタッチとは一転してちょっと切ないクライマックスでした。

ストーリーのラスボスとしてはしては脳人最強の処刑人・ソノナとソノヤを退けてめでたしめでたしという締め方でしたが、設定上では人間界には絶えずヒトツ鬼が出現するということで、今後もジロウをリーダーにドンブラザーズの戦いは続く…といったところでしょうか。

1話の回想でまだ初々しく声の高かった「えんができたな!」のタロウを見せてきてあらあらと思ったら、最後に登場した記憶リセットタロウが全く同じ声のトーンで「えんができたな!」と言ってきたの…これ考えたの演者?脚本?監督?凄いですね。

放置気味だったムサラメも最後の最後でドンブラザーズの仲間になりましたね。獣人の件も決着したことだし、犬塚&ソノザ及びドンブラザーズの仲間ってことでいいんじゃないでしょうか。結局マザーとは何だったのか全く分からないまま終わりましたが。

個人的には、花村くんがどうなったのかは気になってるんですが…。

待望のゼンカイVSドンブラ映画もあるようで、キングオージャーと並行してまだまだ楽しめそう。ひとまずは1年間ありがとう!

 

 

戦争と平和

キングオージャーのキャストが発表されましたが、衣装や髪形が奇抜で慣れるのに時間がかかりそうです。

 

www.sage0121.com

 

 

仮面ライダーギーツ「23話 乖離T:いざ!推しのためなら」

起承転結の「転」といった感じで、色々起こったり新事実が明かされたりしましたね。

GDPの運営やオーディエンスは未来人で、現代人が歴史上の事件や人物をエンタメ化している感覚でGDPを開催しているとのこと。

理屈は分かるような分からないような。我々はあくまでも記録を楽しんでいるに過ぎず、実際の歴史に介入しているわけではないので。

とはいえ勝手にドラマ化したりゲームでifの歴史を試して遊んだりはしているわけで、それが酷い行為と言われると強く言えなかったり。

最近、個人的な興味で「文明レベル」というお話をYouTube見て、その理論では文明のレベルは7まであり、現代人はその尺度ではまだ0.7程度なのだとのことでした。

文明レベルが上がるとメタバースに住む意識だけの存在になったり、地球の生物にとっては創造主のような芸当もできるようになるということで、ギーツの未来人も何レベルか上の文明を持っている時代の存在なのかなーと思っています。

ここら辺の話を劇中でしっかりやってくれるとドラえもん的なSF雑学が増え、教育番組としてもいい感じになると思うのですが、いかがでしょう?

本筋がかなり面白くはなってきましたが、イケメンを楽しむという観点ではあまり見どころがなかったですかね。道長に留まらず英寿もちょっとボロボロになっていたのは良かったですが。

劇中でも場外でも鈴木福さんのライダー愛が爆発していた週でもありました。

 

暴太郎戦隊ドンブラザーズ「ドン49話 さいごのおもいで」

犬塚雉野夏美ソノニの四角関係も収まってきたというか、犬塚とソノニが急接近・夏美にはみほの記憶もあって雉野の方に行きそうな雰囲気ですね。これは意外な展開。

ソノシゴロの3人は悪だくみで作り出した王様鬼に返り討ちにあったことで一気にヘタレキャラ化・ドンブラザーズ側にすり寄ってくるという形で和解(?)のようになっていましたね。

脳人にとっては人間は資源でもあり、ソノイの態度やクリスマスの設定を見る限りでは(上から目線ではあるものの)一定の敬意を払って大切に考えている節もあり、鬼の倒し方という観点以外では特に憎しみ合う間柄でもないんですよね。

どちらかというと脳人とドン家の内輪揉めに人間が巻き込まれていただけどいうか。

なので、誰かを倒して解決という結末にはならなそうというか、ここまで滅茶苦茶やってきた割に凄く平和な戦隊だったんだなと思います。最終2話で特に決戦感がなく、相変わらず今週の怪人が出て来るというのも逆にいいですよね。

今回から急にタロウの記憶障害や性格変化の描写が入ってきてちょっと不穏です。みんな揃って幸せ、めでたしめでたしな描写がフリっぽくて。ここからあと1話でどうまとめるのか。